2017年05月27日

世界遺産の街『タリン』観光の続き



バルト三国旅行記が下書きのままで残していた。

もうUPするのは止めようかと思ったが

写真だけでも残しておこうと思い直して


・・で、バルト三国はいつ行ったのか

自分でも忘れている。

2016年の5月に行っている。


偶然か!今日で、ちょうど1年目

5月27日でブログが中断していた。












エストニアは、人口が132万人で神戸市の人口とほぼ同じの小さな国

首都タリンの人口は42万人で、高松市と同じ

たっぷり残る自然と生きた遺跡の美しい街だった。


タリンの観光スポットは、どう言ってもタリン旧市街(世界遺産)

旧市街は、外側をぐるりと城壁に囲まれていて

城壁の中にいっぱい見どころがあり

路地を歩きまわるだけでも十分楽しかった。


さて、5月27日にもどって

世界中どの国へ行っても必ず教会にいくのがお決まり

タリンでも、まず、聖ニコラス教会へ行く。













この教会は、現在は教会というより、博物館やコンサートホールとして使用されている。

そして、この絵画、「死のダンス」というのがかなり有名らしい

キレイに映ってないのが残念!

よく見ると死人と踊ってる絵なのよ。











教会の中












祭壇には「聖人のギヤラリー













さて、これも小さな教会のようね!












旧市庁舎広場が見えている。













街のどこをみてもキレイで絵になる。

清潔で治安もいいのでゆっくりと楽しめる。











旧市街は、中世の時のままの石畳が続く。











石畳の修理

ひとつひとつ丁寧にしていたけど、時間がかかりそう











とても美しいロシア正教の教会

アレキサンダーネヴスキ大聖堂










壁から顔や手が出ている。

有名な人なのかそれとも、店主だったりして・・・













エストニア最古の教会の大聖堂

エストニアの中心的な教会

狭い旧市街に教会がとても多くて、それもどの教会も尖塔の教会で

ワタシにはどれも同じように見えて、こんがらがった。












石畳の坂道を登るとトームペア丘

トームペア丘は、展望台になっていて、美しい旧市街が一望できる。

ひときわ目立つのが聖オレフ教会

タリンの定番観光スポットで、街のどこからもその姿を眺めることができる。













タリンの中心のラコエヤ広場の旧市庁舎の塔が見える。

周りには赤い三角屋根と豊かな緑、美しい風景が広がる。

世界遺産の眺めを堪能した。













丘の上に残る城塞と塔












高さ50mの丸い塔は、『のっぽのヘルマン塔』

エストニアの国旗が掲げられて、国のシンボルとなっている。












旧市街の門と『ふとっちょマルガレータ』


この門をくぐって旧市街の街に入る。

門の横にタリンの街を守るために建てられた砲塔があり

牢獄として使われていて、その世話をしていた太った女将さんの名前から

『ふとっちょマルガレータ』と呼ばれるようになったそうで

今は、海洋博物館となっている。












豊かな緑がいっぱい



















このあと、夕食と

お土産やカフェなどの紹介は次回へ









  

Posted by かをる(郁) at 12:00Comments(0)バルト三国エストニア

2016年09月09日

中世の香りがする街「タリン」1










バルト三国の旅5日目

国境を越えて、ラトビアのリガから再びエストニアのタリンへ

バスはひたすらエストニアに向かって走る。

国境は有ってないようなもの、知らぬ間に越えてエストニアのドライブインに停まっていた。


小さな国が三国、なぜ一つの国にならないのかと思ったが

言語がそれぞれ違うので歴史や文化も違い、統一は難しい。

どの国も森林と草原、一面の黄色い花畑の美しい緑の国だった。

この小さな国の独立がソ連崩壊のきっかけになったとは・・・














この国境のドライブインで孫っちたちに絵葉書を出す。

外国旅行の時は必ず孫たちに絵葉書を出している。

世界地図で国を探してくれてると勝手に思いながら・・・













タリンに着いてすぐにランチ

ランチは仲良くなった宝塚のご夫婦と一緒

食事時間は、いつも外国生活の話などで、かなり盛り上がった。

お二人ともに英語にドイツ語がペラペラ

なんて、かっこいいんだ~と羨望のワタシの目


レストランは、歴史が感じられる風格のあるところ

















メイン料理は、スルトゥ

スルトゥとは、豚肉の煮こごり

一見、和食に似ていたが、味はもちろん違う。












ランチの後は、世界遺産のタリン歴史地区を徒歩で観光


タリンは城壁で囲まれていて、どこも中世の香りがプンプン

生きた遺跡の街とも言われている旧市街

どこを見ても素敵な雰囲気で写真をいっぱい撮った。

ワクワクが止まらなかった。


ヴィル門

タリン歴史地区への入口、振り返って撮影

石畳の補修中で、道路が狭くなってる上に美観が悪かったのがいかにも残念だった。






















旧市庁舎の塔が見える。










中世のままのようなレストランは

バルト地域で有名な「オールドハンザ」





















日本語の可愛いメニュー表が置いてあった。

日本人の観光客が多い証拠















カフェも雰囲気が良くてどれも素敵

どこも吊り下げた看板がユニークだった。

それだけ見ても飽きない~










城壁が続く。













城壁に沿って店が並んでいる。



















セーターの店が続いていた。










ブティック












旧市庁舎広場(ラエコヤ広場)は旧市街地の中心

中世の建物に囲まれた賑やかな広場でかなり広い











広場では民族衣装で楽器の演奏

これで稼いでいるのかな?










屋台も中世風で楽しい

























旧市庁舎

タリンの旧市街、歴史地区のメインのひとつ

この市庁舎は、14世紀半ばに建てられ、北欧でただひとつのゴシック様式の市庁舎である。

65mもある塔の上からはタリンの旧市街が一望できる。




















その広場の一角にある世界最古の薬局に案内された。

今でも営業していたが、昔の雰囲気がそのまま


























まずは、タリン観光半分終了

見どころがいっぱいあって

写真も選ぶのに苦労

記憶も遠い(笑)









  

Posted by かをる(郁) at 06:00Comments(0)バルト三国エストニア

2016年07月29日

驚きの十字架の丘を見て、再びラトビアへ



バルト三国の旅、4日目の午後は

リトアニアのシャウレイにある十字架の丘へと行く。


リトアニアは、カトリックの国、十字架の国とも言われている。

リトアニア人の平和への祈りが刺さった丘なのか!

平原の向こうにこんもりとした丘が見えてくる。

丘までは、バスを降りて、1本道の長い道を歩いて行った。














近づいて行くにつれて驚き

すごい数の十字架が立てられていた。

何度も破壊されてきたらしいが、リトアニア人の信仰心が厚く

破壊されても、破壊される前以上の姿へとよみがえったそうだ。
























その数は5万を超えるといわれ、無形文化遺産にも登録されている。

来ていた人たちの多くは、祈りをささげていた。

リトアニア人の強い想いが込められているのが感じ取れた。














そこで日本人発見

日本から絵を描きに来ていたグループだった。












そこから再び、ラトビアの首都リガへ向かった。

130キロのバスの旅

菜の花畑が続く











国境、検問所のあと、ラトビアに入国

EU加入国なので、手続きなしで自由に入国

イギリス国民は、これを嫌ったのね。












2日目に観光したリガの街が見えてくる。













リガに着いてレストランで夕食











19時30分ごろ、ホテルに到着

この時間は、まだまだ陽が高く明るい。

近くのスーパーマーケットに行ってみた。

向こうの暮らしが垣間見れる気がする。




















日本の醤油が普通に売られている。












卵、同じようなパック入り











5日目は、エストニアのタリンに向かう。








  

Posted by かをる(郁) at 06:00Comments(2)バルト三国ラトビアリトアニア

2016年07月25日

リトアニアでのランチ



バルト三国の旅4日目のランチ

リトアニアのカウナスでのランチは

リトアニア料理の店「ベルネリュ ウジェイカ」

外観の雰囲気が素敵だった。











出てきた名物料理は「キビナイ」と言う窯で焼いたパイ

ギョウザのような形のパイの中に、羊のミンチ肉が入っている。

思ったよりは美味しい?















今回の旅は、毎回野菜サラダがあり、とてもうれしかった。

ヨーロッパの旅では、野菜サラダが極端に少ないからね。










この上に、デザートが付いてくる。

このように、ランチは簡単でおおざっぱ

味も和食のような繊細さはない

特にツアーなのでこんなもの

美味しいものを食べたい時は、フリーデーに自分で行かないとね。




店内の様子











近くにこんな日本風レストランもあった。


















食事の時の席は、自由席なので初めは毎回違った人たちと同席になるが

そのうちに親しい人たちと自然と座るようになり

会話も徐々に楽しくなる。

今回は特に素敵なご夫婦と知り合い、食事が特に楽しくなった。









  

Posted by かをる(郁) at 09:43Comments(0)バルト三国リトアニアランチ・カフェ

2016年07月24日

杉原千畝が滞在した街



日曜日の今日はワタシはフリー

滞っているバルトの旅行記を久しぶりにUPしよう~

さて、どこまで根気が続くか・・・書けるところまでがんばろう~



バルト三国の旅、4日目の続き リトアニアの旧首都、カウナス観光の続き

杉原千畝の足跡を見て、とても誇らしい気持ちになりながら、カウナスの旧市街へと行く。



駅で千畝のプレートを見て、そこから見えた赤いレンガ造りの建物「ペルクーナスの家」

15世紀のゴチック建築

雷神ペルクーナスの神殿があったことから「ペルクーナスの家」の名前が付いたとか

現在は、図書館として使われている。











旧市庁舎広場に来る。

旧市庁舎は美しく、バロック様式で建てられた高さ58mの塔

現在は結婚登記所となっているそうだ。

リトアニアは離婚率がすごく高いそうで、約50%の離婚率だとか

離婚王国と言っても過言じゃないかな?












旧市庁舎前に高校生たちの一団が見えた。

カウナスは歴史の街だが学園都市でもあり、若者の街とも言われている。

ちょうど、この日が卒業式の日だったらしい

これから記念撮影だという高校生たち、とてもチャーミングで

その上、フレンドリー、みんながカメラを向けるとポーズをして応えていた。





















そのうち賑やかな音楽が聞こえたかと思うと

音楽隊を先頭に、子どもたちの行進

卒業を祝っての行進らしい♪

日本の卒業式とはずいぶん感じが違う。


リトアニアの教育制度は、3コースあり

・小学校(1~4年)、中学校(5~10年)、高校(11~12年)の4-6-2制と

・9~12学年を専門学校で学ぶ生徒(4-4-4制)

・11学年から職業訓練学校に進む

そのコースを早いうちに選んで、その道に進むらしい




























リトアニアの子どもたち

とても可愛い


















少し時間があり、可愛い店に引き込まれる。

そこで運命的な出会いが・・・可愛い人形に出会った

それも丁寧な手作り、作者名もあり、即、気に入って買った。

縁があったのね。遠い日本の我が家の子になった。














街で見かけたオブジェ











赤いレンガの聖ぺトロ・パウロ教会











カウナス城

リトアニアで一番古い石で造られた城












最後に杉原千畝が宿泊したホテル「メトロポリスホテル」を見学。

領事館撤収後もこのホテルでビザを書き続けた。

それを記念したプレートがホテルの壁に張られている。

プレートには三か国語で下のように書かれている。



『1940年8月28日~9月4日まで

メトロポリス・ホテルに

滞在した杉原千畝は「命のビザ」を発注し続けた』
















午前中の観光が終わり

杉原千畝が過ごしたカウナスの街は、とても美しい落ち着いた街だった。



これから遅いランチへと行く。

リトアニアの名物料理

その様子はまた・・・・












  

Posted by かをる(郁) at 16:36Comments(4)バルト三国リトアニア

2016年06月19日

杉原千畝「6,000人の命のピザ」









バルト三国周遊4日目 5月26日(木) 

今回のバルト三国の旅で一番楽しみにしていたのがこの日

リトアニア第二の都市「カウナス」にある 

元日本領事館の「杉原千畝記念館」見学だ。

記念館は閑静な高級住宅街にあった。













「日本のシンドラー」と言われた杉原千畝(すぎはらちうね)

当時リトアニアの日本領事代理だった彼は

第二世界大戦時、ユダヤ人に日本を経由して第三国へ渡航できるビザを

日本外務省は許可しなかったのを独断で発行

6,000人以上のユダヤ人の命を救ったと言われている。


その功績を讃え、旧日本領事館を彼の記念館として保存されている。

戦後、イスラエルから「諸国民の中の正義の人」として表彰された。


唐沢寿明で映画にもなり、近年、やっと彼の偉業が多くの日本国民に知られることになり

日本観光客も多くなってるようだ。


彼の机、座ることが出来るのでみんな順番で写真撮影をした。

もちろん、ワタシもね!































募金箱があり、沢山の紙幣が見えた。

ワタシも心ばかりを入れる。

記念館がかなり古くなっていた。その修復費用にするのかな?

















そこからカウナス駅に移動、駅舎の杉原千畝のプレートを見学。

プレートには「1940年9月4日にカウナス駅を出発した杉原千畝は

出発直前まで「命のビザ」を発給した。」とリトアニア語、英語、日本語で刻印されている。















とても誇らしい気持ちになった。

以前に行った台湾旅行で台湾の大恩人と言われている「八田興一」を知ったが

想いがダブった。






ビールの香りがどこかから

駅の前にカウナスビールの工場があり、よい香り









次はカウナス市内観光






  

Posted by かをる(郁) at 07:37Comments(2)バルト三国リトアニア

2016年06月17日

「人間の鎖」の起点となった国リトアニア




イチローがすごい偉業を達成ですね。

日本の誇りだわ。

でも、イチローのあのクールさ

それもびっくり

バルトの旅行記、やっとUP





バルトの旅3日目 5月25日(水) リトアニアへ

リガから1時間半で国境を通過する。

この日は、首都「ヴィリニュス」の歴史地区を観光(世界遺産)


◎リトアニア共和国について

三国で一番南に位置していて、北海道の80%の広さ

人口が294万人で三国の中では国土、人口とも最大の国

湖と森が多くて自然豊かな素朴な国


第二次世界大戦ではナチスドイツに攻められたり、旧ソ連に併合されたり

激動の時を経て、独立した

武力には屈しないと「人間の鎖」がリトアニアから伸びたのは有名









◎「人間の鎖」

1989年8月23日、約200万人の人たちが手と手を繋ぎ

リトアニアの首都、ヴィリニュスの大聖堂が起点となり、ラトビアのリガ

そこからさらに国境を越えてエストニアの首都、タリンまで、その長さ600km

ソビエト連邦からの独立の訴えが繋がり広がった。










この日はゆっくりと朝9時に出発だったので、ホテルの周辺を散歩する。

朝は人の姿もなく、緑の中を歩いていると

時間が止まっているような感覚だった。


ホテルに帰り、昨夜、市場で買ったサクランボを食べる。

日本で売ってるアメリカンチェリーと同じだった。








1ユーロのところを買おうとしたら

「そんなにはいらないでしょう~」と50セント分入れてくれる。

とても正直なのに驚く。優しい国なんだなと思う。







宿泊のホテルも緑の中










リガのホテルからヴィリニュスへ出発

バスからの車窓は、見渡す限り一面に菜の花畑が続き、見事な眺めに

みんな歓声をあげる。ワタシも何度も写真を撮り続けた。

菜の花は、菜種油を取るために作っている。











田舎は、可愛い切り妻の家がぽつぽつと建っていて

まるで童話の世界









バルトの若い女性がみんな美人

小さな顔に大きな瞳、まるでワタシと正反対

何でこう違うの?と見とれてしまった(笑)

その上、スタイルもいいときている。








コウノトリの巣があちこちで見られた。









ヴィリニュスに着いてランチ

この日は、リトアニアの最も有名な郷土料理

ジャガイモの中にひき肉などが入り茹でたもの。











ヨーロッパ旅行では野菜サラダが出ないのが多いが

今回はサラダが毎回あり、嬉しかった。




パンはとても美味しい







ヴィリニュスの街












こんなレンタサイクルが街のあちこちで見かけた。








芸術か、落書きか?

これも文化の一つ?









◎ヴィリニュスの大聖堂

リトアニアの中心的存在、外観は、ギリシャ神殿に似ている。

男性は帽子はダメ、ポケットに手を入れてもダメとの注意があった。















◎ホテル シェイクスピア

ホテルの中はシェイクスピア一色なんだとか











ベルナルディン教会

敬虔なカトリック教徒が多い国、とても教会が多いと感じたが

日本でも神社に、お寺と多いのを考えると、こんなものなのかな
?









◎琥珀美術館にいく。

いい写真がなかったが、リトアニアは琥珀の産出国

至る所に琥珀の店があった。琥珀は松ヤニの化石だと知ってた?

地下50m位にあり、琥珀と言えば茶色と思っていたが

高価な琥珀ほど乳白色、色が濃くなるほど不純物が多いのだそうだ。












◎聖アンナ教会

33種類の異なるレンガで建設されたゴシック様式の教会

ナポレオンがヴィリニュスに入った時、美しいこの教会をフランスに持ち帰りたいと言ったとか










ちょうど卒業式に出会った。

高校生だろうか

魅力的な子たちが群れていた。









◎聖ペテロ&パウロ教会

2000以上の漆喰彫刻が圧巻で素晴らしかった。

その中で異彩だったのは骸骨の彫刻









ノアの方舟















街を一望できる小高い丘へ行く。







◎夜明けの門

19世紀に城門は撤去したが、その中で唯一残る城門、その上に礼拝所があり

希望者のみ入ったが、ここであった聖母像は息をのむような美しさだった。








神々しい聖母イコン








夜明けの門からの街並み














レストランで夕食をとり、ホテルに帰る。

まだまだ明るくて、近くのスーパーマーケットに行ってブラブラ

帰ってきたのは夜中だが、白夜なのでいつまでも明るい

次の日もリトアニア観光へと続く。















  

Posted by かをる(郁) at 06:00Comments(4)バルト三国リトアニア

2016年06月12日

美しい国、バルトの真珠『ラトビア』







バルト三国 二日目 5月24日(火)

この日はラトビア、首都「リガ」観光

エストニア、タリンからバスでリガへ


バルト三国には高速道路がなくて、走るのは幹線道路

小さな街をいくつも抜けて走る。

車窓からは草原と森林が続き、まったく、山が見えない

日本の風景には必ず山があるので、平原の景色は新鮮に見える。













国境は何の手続きもなく通過できるが

国境でトイレ休憩で停まった。

ラトビア側からの国境








ラトビア共和国


北海道の60%の面積に人口約200万人

素朴な小さな国だが

バルトの『真珠』バルトの『パリ』と呼ばれて、世界一美しい国に選ばれたことがある。

没落した貴婦人とも呼ばれて、アールヌーボー様式の建物が残っている。


ラトビアはドイツ、ポーランド、スウェーデン、ロシアの支配化に収められ

紆余曲折、苦難の末に独立

自国の文化を残したこの地域で最も発展した国となっている。


加藤登紀子が歌って知られている「100万本のバラ」の作曲家がラトビアの人


リガに入って、すぐに目についた旗の銅像

これはソ連時代のものだそうだ。









情緒あふれるリガ旧市街(歴史地区)を散策

世界遺産に登録されている。








道路はどこもこんな石畳み、とても歩きにくい







◎リガ城

現在はラトビア大統領の官邸となっている。













◎リガ大聖堂

シンプルで質素なプロテスタントの教会

バルト三国最古の建築のひとつ













美しいステンドグラス







◎ブラックヘッドのギルト

「ブラックヘッドのギルド」とは「外国人商人」のために建てられた「集会所」

現在は大統領の仮住まいとなってる。







右がブラックヘッド。








◎市庁舎

13世紀~18世紀にかけて築かれたリーガ旧市街の中心にある市庁舎。








◎聖ペテロ教会

カトリック教会

エレベーターで塔に登り、旧市街を展望できる。








二つの教会が並んで立っている。







◎猫の家

屋根の上に猫の像が飾られているラトビア商人の館

ドイツ人限定とされた大ギルドへの入会が認められるまで

猫はギルドにお尻を向けていた。

アールヌーボー様式の建築としても評価が高い。
























ここで猫の家の前に立っていた男性の一人が

私たちに向かってニコニコマークを書いて何か言っていた?

バルトの人たちは、とてもフレンドリー














◎スウェーデン門

かっての城門
















◎三人兄弟の家

長男の白い家は15世紀に建てられ、窓の大きさで税金の率が決まった。

次男の黄色の家は17世紀に建てられ、窓税が無くなったので兄より大きな窓となっている。

弟の家は17世紀末に建てられ、間口税が課せられたので、間口が狭くなっている。









◎自由記念碑

旧市街と新市街の間に立つ自由記念碑

何度も他国から占領され、そして独立のために戦い、命を落とした人のための碑。









◎中央市場

果物や蜂蜜が安くて、豊富。

さくらんぼや蜂蜜を買った。






































◎アールヌーボーの建物




















リガ市庁舎前広場























ブレーメンの音楽隊の銅像をなでる。

何かご利益があるのか?







美しい街を堪能

何度も他国に占領されながらも自国の文化を守ったラトビア

治安も良くて観光にはとてもいい国






  

Posted by かをる(郁) at 23:42Comments(4)バルト三国ラトビア

2016年06月05日

まず、ムーミンの国へ降り立つ



5月23日、バルト三国に出発

関空からフィンランド航空でヘルシンキまで10時間のフライト

今回は直通便なのでフライト時間が短いのが嬉しかった。

日本に一番近いヨーロッパと言われている。


映画を三本見て、二回の機内食を食べていたら到着

フィンランド航空に乗るのは初めてだったが、乗務員が日本人が多くて

それをつい外国人だと思って、日本人乗務員に下手な英語を使い、自分で笑ってしまった。






















フィンランドの首都「ヘルシンキ」に到着

フィンランドと言えばムーミンの国

しかし、フィンランドはこの日は車窓から眺めるのみ

最終日に自由時間で少し観光できる。


すぐにヘルシンキからエストニアのタリンまで、2時間のバルト海クルーズで向かう。

国境は、シュンゲン協定でパスポートはいらない。

ヨーロッパはこれが楽ね!

(シュンゲン協定と言うのは、ヨーロッパの国家間において国境検査なしで 国境を越えることを許可する協定)


空港から港までバスで移動したが

車窓からのヘルシンキの街を見学

森林の国と言われているだけあって緑がいっぱい

ムーミンが出て来そうな雰囲気






























車窓から見たヘルシンキの街の様子






















駅のよう












グロテスクな立像が迎えてくれた。

これは、ヘルシンキの「小便小僧」だって!

前はもっとグロテスクなので後ろからね。

ムーミンの国に似合わない(+_+)













バルト三国の一つ、エストニアまで、わずか2時間のクルーズで到着する。

船は、割と大きくて、客室の他にスーパーマーケットにレストランもあった。












人なっこいバルト海のカモメがお迎え












夕食は船内で軽く済ませる。

サラミのピザを注文するが、焼き過ぎてるのが出てきた。

7.5ユーロ、コーラは3ユーロ

1ユーロ、125円で計算すると、約938円、船の中は安いらしい












午後10時にエストニアの首都「タリン」に到着

午後10時なのにまだまだ明るい


午後11時過ぎて、やっと日が沈む

日本との時差は6時間

こちらの人は、寝不足にならないのかな?












てっきり寒いと思っていたバルト三国

それが旅の間、ずっと暖かくて薄着で十分だった。

それはラッキーだったけど、冬服ばかり持参していたので着るものに困った。


向こうは半ズボンに半袖の人が多くて

日本人とは肌感覚が違うんだなと、いつもながら眺めた。

朝夕は温度が下がり、16℃ぐらいになる。


午後10時過ぎにホテル到着

一日目のホテルは、バスタブがあり、ホッ!

明日から本格的な観光がはじまる。










  

Posted by かをる(郁) at 13:00Comments(0)バルト三国エストニアフィンランド

2016年06月02日

可愛い国「バルト三国」行ってきました。



ご無沙汰でした。

みなさんお変わりないですか?

すっかりと初夏ですね。

今日はのんびりと、気持ちのいい風に癒されています。

やっと落ち着きパソコンに向かうことが出来ました。













バルト三国に行ってきました。

バルト三国とよく耳にはしていましたが

国名も場所もおぼろげで

帰国する頃にやっと三国の名前が言えるようになりました(笑)


エストニア、ラトビア、リトアニア

三国ともに北海道の広さに満たない小さくて可愛い素朴な国です。


街は今、大木の樹が緑の葉をいっぱいにつけ

また、マロニエとライラック等の花が溢れるように咲いていました。

































城壁に囲まれた旧市街地は、中世の名残りが強く漂っていて

生きた遺跡の街と言った感じです。
























街を離れると一面の草原に森林

菜種油を取る菜の花の黄色のじゅうたんが続きます。

山は全くなくて、日本とは正反対















今回の旅は、外国生活が21年に及んだ素敵なご夫婦とご一緒出来たのが

何よりいい旅となりました。


貴重なお話に、ワタシはきっと目がらんらんと輝いてたに違いないわ!

子どものように好奇心がムクムクと湧いて困ったものね(笑)

中でも、飛鳥での3か月に及ぶ世界一周のお話は目が(@_@;)

食事タイムが楽しくて、時間が足りない~~~でした。













色々と楽しい旅でした。

この旅ブログもいつのことになるのでしょう~?

カナリア諸島にバリ島もUPできてないのですから・・・

でも、これから1年間は長期の旅はお休みなので

また、ぼつぼつとUPしていこうと思っています。



明日から、またみなさん、ブログのお付き合いお願いしますm(__)m














  

Posted by かをる(郁) at 15:45Comments(6)バルト三国

2016年05月22日

5月の風に吹かれて旅に出ます。














気持ちのいい5月の風が吹いています。

みなさんお元気ですか・・・

いつも「かをるのワルツ」にご訪問、ありがとうございますm(__)m



先日、高校時代の一年後輩と電話で話した時

「毎日よくブログ書くなあ~」とあきれ気味に感心されました。


その時、「でも、何日もUPされないと心配するよ~」と言って下さって

オォ~~有難いこと・・・と嬉しく思ったのですが


そんな気持ちで訪問して下さる友人もいるので

やはり、ブログのお休みはお知らせしなくては・・・と思ったのです。
















明日の早朝から出発して、30日に帰ってきます。

それまでブログはお休みです。



今度はバルト三国へ行きます。

「バルト三国の戦争の遺跡は、一度見ておくといいよ」

との友人の勧めもあり行ってきます。


さて、バルト三国の5月の風はどんなでしょう~

ドラマチックな旅が待っていてくれるでしょうか?

写真は、いつものようにいっぱい撮ってきます。

なかなかUPはできないのですが・・・


それまで、みなさん少しさよならです。



ご訪問感謝です。

みなさんの元にやさしい5月の風が届きますように♥ ♥~~

















  

Posted by かをる(郁) at 23:01Comments(4)日々のこと.バルト三国