2015年02月06日

クロアチアの旅 首都ザグレブ観光のつづき


ギリシャの旅のアップ前にクロアチアの旅の残りを書くことにしました。

いつも尻切れトンボなので、今回は最後まで書こうかと思った次第です。



さて、首都ザグレブ観光(平成26年10月28日)のつづきは街のシンボル「聖マルコ教会」から

屋根を彩るモザイクが特徴的でとても素朴で美しい

左がクロアチア王国の紋章、三つのライオンが描かれており

右がゼグレブ市の紋章で城が描かれています。












日本の修学旅行みたいなのかな?

子どもたちも一緒に見学して、にぎやかでした。

後ろの建物は市庁舎かな?

聖マルコ教会の左横です。












そして、教会のすぐ右横が国会議事堂

国会議事堂にしては少し小さな建物と思えました。

クロアチア国旗の横にはEUの旗、クロアチアは2013年にEUに加入しましたね。











クロアチアのおまわりさん

治安がいいのか暢気そうに見えます。











しばらく歩くと教会の塔が見えました。

世界中どこへ行っても本当に多いのが教会やモスク

日本も外国人にはお寺や神社が多いと思われてるかもしれないですね。










聖カタリナ教会












手作りの可愛い屋台がありましたが

ゆっくりと見る時間はなくて写真がやっと

写真を写しているうちに何度も置いてきぼりになりました。












しばらく歩くと高台に出て、新市街地が見えてきました。

青いのはケーブルカーです。

このケーブルカーは、世界一距離が短いケーブルカーだそうで

標高差30m、乗車距離60m、料金は4クーナ約70円です。

歳をとった貴婦人と言われているそうです。

このケーブルカーに乗ると、すぐに新市街地に行けるのですが、わたしたちは乗らずに歩きました。












下から見たケーブルカー












高台で結婚式のカップルに遭遇しました。

クロアチアは、ほとんどが市庁舎で結婚式を挙げるそうで

聖マルコ教会のそばにある市庁舎へ行ってる途中だったようです。

幸せそう~











ブーケが緑の葉

この国の花嫁のブーケなのでしょうか?

ウェディングも日本と比べると質素に見えました。

ちなみにクロアチアの結婚平均年齢は、25歳で

その多くが6月に式を挙げるそうです。

二人ともに背が高かったのですが、クロアチアの人は背が高いのが目立ちました。

身長の平均が男性が182cm

女性が172cmだそうです。













尼僧が人がいっぱいでも気にならない様子で

本を読んでいました。











何か絵になりますね~

ヨーロッパは尼僧が多いように思います。

よく見かけました。

何かで読みましたが、尼僧に必要なものは「誠実、忍耐、自己放棄」だそうですよ。

自己放棄って、どうするのでしょう?

全く、うかがい知れない世界です。











聖母被昇天大聖堂の塔が見えました。










振り向いて写しました。

なだらかな坂道を新市街地に降りて行きます。










途中の街並み











やがて、市街地に降りてきました。

イエラチッチ広場です。











広場の中央の銅像は

ザグレブがオーストラリアから独立した時の英雄「イエラチッチ総督」の騎馬像です。

ここで自由時間になり、ザグレブの街を散策です。












路面電車のトラムです。

トラムに乗って中央駅まで行くのもいいのですが歩くことにしました。












どこにも青空市場がありますね。

果物は豊富です。




















寿司屋の看板発見











高校生かな?

クロアチアは、義務教育は6歳から8年間

教科書は貸出、学費は無料、給食費が2000円

就学率80%だそうです。

そのあと、4年間の高校と3年間の大学は自由だそうで、就学率はそれぞれ70%と31%












歩いているうちにどこかわからなくなりました。

広くてきれいな建物が並んでいます。

































向こうの人は外のテラスでお茶する方がいいみたいですね。










わたしたちもお茶しました。

カフェオーレが29クーナ、約500円でした。

1クーナは18円でした。










向こうのデパート内をうろうろ

小さな街なので同じツアーの人たちもデパートをうろうろでした。












ザグレブの街は静かな美しい街

清潔で歴史の感じられる街でした。


自由時間も終わり、これでクロアチアの旅ブログが終了です。

スペインにモロッコの旅は尻切れトンボのまま

いつの日か仕上げなくてはと思っているけど、かなり怪しい

さて、次はギリシャをアップしていきます。














  

Posted by かをる at 17:54Comments(0)クロアチア

2015年01月24日

クロアチアの旅 首都ザグレブ観光



クロアチアの旅も最終日8日目(2014・10・28)を迎えた。

始めは長いと思っても、終わりが来るのは早い

やっと仲良くなったかと思うともうお別れ

これはいつものことだけど・・・

案外とあっさりとした別れになる。

最後は首都ザグレブの観光














さて、ザグレブは古きよきヨーロッパの香りがする小さな街

首都と言ってものんびりとしている。

街のシンボルとなっている聖母被昇天大聖堂(ザグレブ大聖堂)

105mの二つの尖塔はクロアチアで最も高い建物で

市内のいたる所から見える。






















大聖堂内に入ってみた。

やはり厳か




















キリル文字の元となったグラゴール文字だそうだ。





















大聖堂前広場の聖母マリアと4人の天使の像。

金ぴかに光っていた。












大聖堂の近くにあるドラツ青果市場。

「ザグレブの胃袋」とも呼ばれていて新鮮な野菜や果物が並んでいた。

ぶどうがとても美味しそうなのでつい、買いそうになった。

でも果物は国内に持ち込めないのよね。


ここはザグレブで最も古い市場で、雑貨や服、骨董品などの店もあった。

赤いかわいらしいパラソルは、ドラツ青果市場のシンボルのひとつ



















































青空カフェ

ここの衝立がコーヒーカップをはめ込んでいて面白い































子どもはとてもフレンドリーで可愛い










クロアチアはネクタイ発祥の地

ネクタイの店









ずっと続く石畳











龍退治をする聖ゲオルギウス











石の門











1731年の大火事で石の門が焼け落ちた際、聖母マリア像が無傷で見つかった。

奇跡が信じられて礼拝堂が作られ、今でもロウソクや花を捧げて祈る人の姿が絶えないそうだ。

























次回へ続く









  

Posted by かをる at 08:24Comments(0)クロアチア

2015年01月23日

クロアチアの旅 プリトヴィツェ湖畔国立公園









クロアチア7日目(平成26年10月27日・午前)は、世界遺産のプリトヴィツェ湖畔国立公園の観光

深い森に囲まれた16の湖がある景勝地で

総面積200k㎡の大きな公園


クロアチアへ行った人から一番素晴らしく涙が出るほど感動したと聞いていたので

楽しみにしていた。

ところがこの日はすごい寒さの上に霧でどんよりした天候

10月なので防寒着の用意も十分でなくて、寒い中を歩くのがつらかった。

その上、前日の雨で遊歩道が浸水

危険だからと楽しみだった湖の中の遊歩道を歩けなかった。ダウン

紅葉ももうひとつで、葉が紅葉せずに落ちたような感じがした。



友人がワタシが帰ってすぐにクロアチアへ行くと言うので

「すごい寒いから防寒着がいるよ」と助言していたら

彼女はすごく暑くて、冬服ばかりを用意していたので困ったと言われて撃沈タラーッ

天候はままならないもの















添乗員からインフォメーション内の地図で説明がある。

さあ~、ここからハイキング出発












すぐに滝が目の前に現れて圧巻の景色





















本当ならこの湖の色はエメラルドグリーンなはず

増水で水の色が濁っているのか

雨がぱらぱらしていたのでその反映か

美しい水の色が見えなかった。

「人生で一度は 見てみたい絶景」と言われているので残念だった。













遊歩道の歩行が禁止の看板













天候が良ければ、大きな滝の真横を歩けたはず

滝の迫力を真近で見られたかと思うと心残り












寒いのでみんな無口

行儀よく一列で歩く。

温度は、10度ぐらいかな?













山から流れ出た水が湖に流れ込み、複雑で美しいいくつもの滝がつくられている。











湖の高低差が書いてある看板













かなり増水している。





















ひと休み






















ここで15分ほど遊覧船にのってコジャック湖遊覧

静かな湖をゆっくり眺めることが出来たが、やはり寒い~











遊覧船からの景色








































遊覧船の発着場





























水はきれいで魚がたくさん泳いでいた。










ハイキング終了










ハイキングはやはり天候に左右される。

快晴の時だと素晴らしいに違いない。






  

Posted by かをる at 22:45Comments(0)クロアチア

2015年01月19日

クロアチアの旅 ドブロブニクの城壁を歩く。


6日目(平成26年10月26日)

ドブロブニクの旧市街は城壁に囲まれている城塞都市

城壁は全長1,949メートル、高さは最高のところで25メートルもあるそうだ。

「ドミニコ修道院」の脇から城壁へ登るが長蛇の列

人が多い。世界から寄っているので日本人が目立つことはなかった。












狭い階段を1列で登っていく。










城壁に上がると眺めは素晴らしくて

紺碧のアドリア海と旧市街を眺めながら、城壁周りをスタート

この日は温かくて上着を一枚脱いで歩いた。










歩いたプラツァ通り

中世の街並みがそのまま残っている感じ



















標高412mの「スルジ山」が見える。

ケーブルカーで頂上に登れて、そこからの旧市街が美しいらしいが、ワタシのツアーは登らず


 


















ロヴィリイェナツ要塞

旧市街を守っていた要塞










ドブロブニクの象徴のオレンジ色の屋根が並ぶ。

オレンジの屋根は宮崎駿監督の「紅の豚」のモデルになったと言われている。





















アドリア海を眺める可愛いふたり












城塞の中での暮らし

毎日観光客に見られながらの生活

もう慣れてるのだろうか?












砲弾がアドリア海に向かって置いてあった。











城壁から見える島は「ロクルム島」

沖合約600mのアドリア海に浮かぶ島

今、観光島として人気があるらしい、個人で行くならこの島の観光はおすすめのよう~

島の南東部はヌーディストビーチで有名らしい











城壁の海側では水着姿の人たちが日光浴をしていた。

この日は暖かかったが、それでも12~3度

水着なのにはびっくり




















これで城壁周りは終了し、昼食

メインは、イカのフライ












大型客船が停泊していた。

大型客船が停まると何百人と観光客が降りるので人であふれる。

乗船の時には気の毒なように長蛇の列になっていた。

船も大変なのね。




















世界一ロマンティックな街と言われているドブロブニク観光は終了

午後はプリトヴィツェへと458㎞のバスの旅となる。

日本だと、この距離は「エッ~~~」と思うけど

海外旅行ではそう驚かない(^o^)














  

Posted by かをる at 20:00Comments(0)クロアチア

2015年01月17日

クロアチアの旅 アドリア海の真珠「ドブロブニク」1









6日目(平成26年10月26日)

やはりクロアチアと言えば、ドブロブニクがあがる。

ワタシも例外に漏れず、今回の旅で一番楽しみにしていた。


かの有名な劇作家のバーナードショーが

「ドブロブニクを見ずして、天国を語る無かれ。」

と言う名言を残しているのは有名

また、「アドリア海の真珠」とも言われている。

どれほど美しいのかと誰もが思うよね。


ジブリの「魔女の宅急便」の舞台とも言われていて

期待はどうしても大きく膨らんでいた。















まず案内されたのは、観光客がよく訪れるスルジ山よりも旧市街が一望できるというポイント

バスが止まりきれないほどの観光客であふれていた。

背伸びして、眼下の旧市街地を眺めた。


紺碧の「アドリア海」に突き出ている。

オレンジの屋根に白い壁、青い空と海

あのよく見る美しい世界遺産の「ドブロブニク」











写真を撮り合って、旧市街地へと向かう

こんな細い道を大きなバスがどんどんと通っている。












道路標識があった。

左 ツァヴタット14㎞   右 ドブロヴニクへ4㎞











やがて、ローマ時代の旧市街地に到着

さすが世界一美しい街と言われるだけあって、世界中からの観光客でいっぱい

ここで2時間30分の自由散策となり、旧市街を一周する。











旧市街地のピレ門

ピレ門は 旧市街への入口で、攻撃に耐えられるよう強固な造りとなっていて

濠を渡る橋は当時は跳ね橋で、日没になると門を閉じていたとのこと

門の上には街の守護聖人ヴラホの像






 





ピレ門から南北に約300m続くメインストリートが プラツァ通り

正面にはスポンザ宮殿の時計塔が見える。

もとは、海側に住んでいた島民と陸地の支配層との間に運河があったところだそうで

それが埋め立てられて、通りができたそうだ。













通りの両側には、カフェやレストラン、銀行、土産物店などの店が軒を連ねている。











プラツァ通りの左右の狭い路地にはカフェやレストランがあった。







  




プラツァ通りを突き当たるとルジャ広場

正面の建物は「聖ヴラホ教会」










聖ヴラホ教会の前の像は「ローランド像」

ローランドはヨーロッパの自由と独立の象徴とされる伝説の騎士












ルジャ広場の南側にある大聖堂











スポンザ宮殿

今は古文書館













何かわからないけど、行進していた一団










ルジャ広場の西側にある「グンドリッチフ広場」では青空市場が開かれていた。

ここはドブロヴニクの台所的な存在でいつも賑わっているそうだ。

ワタシはここでお土産に茶碗を買ったが、抹茶碗として友人に差し上げたところ大好評






















城壁をくぐるとドブロヴニク旧港へ出た。

ドブロブニクの玄関口だった旧港で、今はプライベートのヨットやボートが停泊している。

右に見えるのは聖イヴァン要塞





















旧市街は、城壁で囲まれていて、城塞都市

ドブロヴニク旧港からも城塞に登れるが正面から登ることにした。

再び正面まで引き返す。

城壁周りは次に・・・・。







  

Posted by かをる at 23:24Comments(0)クロアチア

2015年01月16日

クロアチアの旅 野生のシクラメンに遭遇












平成26年10月26日朝

クロアチアに行くと野生のシクラメンやクリスマスローズがあるのは知っていたが

まさかめぐり合うとは・・・


ドブロブニクのホテルで朝の散歩に出たところ

ホテルの近くの斜面に自生している出ないか

ひっそりと咲いているその姿を見つけてすごく感動してしまった。

















薄いピンク色の可愛い花をつけている。

野生のシクラメンを見るのは初めて

葉も少し違っている。
























ちょうど、我が家のシクラメンが満開

原種のシクラメンを改良して生まれたもの

色が濃くて、華やか





















野生のシクラメンは可憐で愛らしい

この日は朝から気持ちがよかった。








  

Posted by かをる at 18:18Comments(0)クロアチア

2015年01月15日

クロアチアの旅 スプリットからドブロブニク移動




5日目(平成26年10月25日)

スプリット観光を終えてランチを済ませて

午後はドブロブニクに向かってバスで出発する。

204㎞を約4時間で走る。

その間の移動中に隣国ボスニアヘルツェゴビナへ一度入国をして

陸路で国境を越える。

約10キロの道がボスニアヘルツェゴビナに滞在ということ



ランチは、レストランが狭いうえトイレがひとつしかなくて時間がなく行けなかった。

その上、ウエイトレスの態度も悪くて閉口した。





でも、車窓からのアドリア海は美しくて飽きなかった。

その間に添乗員が歴史が好きなようで

延々とクロアチアの歴史資料を読み続けるのには正直なところ少しうんざりした。

添乗員は「皆さんが聞きたくなくても読みます」と

用意したのを読まずには収まらないようで

バスに乗るとずっとそれが続いた。

それより美しい景色なのだから、静かな時間がほしい~と何度も思ったりした。












道は左側は山、右側は断崖絶壁の海で、道路も良くなくてかなりスリリングだったが

若い運転手は、運転が上手く心配することはなかった。


















トイレ休憩でマーケットへ寄る。




















そして、気が付くと国境は簡単に通過

パスポートのチェックもなし

ツアーの旅行者は簡単に通過できるらしい










やがて、アドリア海の夕焼けにうっとり





































やがてこの旅で一番の楽しみししているドブロブニクの灯りが見えはじめる。











ドブロブニクに到着

この日の夕食のレストランに着く。























  

Posted by かをる at 22:04Comments(0)クロアチア

2015年01月14日

クロアチアの旅 遺跡の中の街「スプリット」




5日目(平成26年10月25日)

クロアチア第二の都市 スプリット

温暖な地中海の魅力に包まれたスプリットは

人が多くて活気あり明るい港町だった。


特徴は、遺跡や宮殿かと思うとその中に住宅があり人が暮らしていて

すべてが混ざり合ったとても得意な街の構造だった。











カフェが立ち並ぶ海沿いのプロムナード。

アイスクリームを買ってここで小休憩したところ

観光客か現地の人の差は分からない?

とてもリラックスしてのんびりお茶しているリゾート地でもある。













ディオクレティアヌス宮殿の再現図

ローマ皇帝のディオクレティアヌス帝が退位後過ごした居城。

宮殿そのものが旧市街になったという珍しい街で世界遺産になっている。













地下宮殿の入口

第二次世界大戦の時に発見される。













中世に入り、宮殿はゴミ捨て場にされていて、宮殿はそのゴミで埋まっていた。

その昔のゴミが一部残され展示されている。














地下宮殿内部は広くて、こんな部屋がいくつもあった。













宮殿地下室には、ディオクレティアヌス帝の金貨を大きくしたレリーフのプレートが飾られている。

この皇帝はキリスト教徒を迫害した皇帝として有名













ディオクレティアヌスの胸像













地下宮殿を出ると兵士がいて

みんな喜ん一諸に写真を撮ったところ、お金を要求されてしまった。

外国ではよくあること、日本とは違う。















大聖堂の鐘楼

鐘楼に登ると街が一望できる。

オレンジの屋根に白い壁、青い海が素晴らしいのだが、アドリア海に面した街並みはほとんどよく似ている。

トロギルで怖い思いをしたのでもういいと思った。












宮殿の銀の門、東門

宮殿には東西南北の4つの門がある。

旧市街に入るとローマ時代の遺跡の中に、古い町と新しい町が混在

市場や広場、商店、住居があって面白い












北の門の金の門


















門の前の広場にはグルグール司教の巨大な像があるがちょうど修理中

左足の親指を触ると幸せになれると言われているそうで

親指だけ触れるように出していた。

観光客が触って、親指はピカピカ

幸せになれますようにとワタシも触ってきた。


























旧市街地にはかわいい店が並んでいて、いくら時間があっても過ごせた気がする。

とてもおしゃれな店ばかりだった。






















































旧市街を出て、再びアドリア海の見える広場へ
































午前中のスピリット観光は終わり

ランチ後は、いよいよクロアチアの旅のハイライト「ドブロブニク」へと向かう。












  

Posted by かをる at 12:07Comments(0)クロアチア

2015年01月08日

クロアチアの旅 世界遺産の小さな島トロギル



5日目(平成26年10月25日 午前)

シベニクからバスでトロギルには1時間ぐらいで到着

トロギルは城壁に囲まれた小さな島で、陸地とは橋でつながっている。

中世のままの雰囲気が残る旧市街地は、世界遺産






この橋が旧市街につながっている。














橋を渡って旧市街の入口の北門

ここから旧市街地へ入る。

守護聖人の像が町を見守っている。
















旧市街地は、石畳の路地が複雑に入り組み

数々の教会や建物がひしめきあっている。

























聖ロブロ大聖堂の鐘楼が見える。
















旧市街の中心部の「イヴァナ広場」















大聖堂の向かいにある赤い屋根の「時計塔」















聖ロブロ大聖堂
























扉に彫られた一対のライオン像

その上に乗っているのはイブ像

これはクロアチアの宗教美術を代表する傑作といわれている。

反対側にアダム像がある。















教会の中

祭壇の屋根は、聖母マリアを象徴するユリの花をモチーフに作られている。






















教会の中でアカペラで美しいハーモニーを聞かせてくれて、うっとりと聴く。

ボランティアかと思ったら、なあんだ~

でも、強制ではなかったのでよかったかな。













47mある鐘楼

眺めが最高だというので鐘楼へ登ることにした。

それが大変だった。













鐘楼の入口

入口の階段は普通、だが途中から大変なことになった。













途中からの階段がかなりの古さ

それもハシゴのような螺旋階段で一人がやっと通れる広さ

怖くて足がすくんでしまった。

その上、ハトのフンでいっぱいで閉口した。

次は降りるのが、上がるより一段と怖くて寿命が縮みそうだった。















鐘もかなり古そう














その代り、眺めは最高で

トロギルが一望














中庭


































降りてから、カフェで一休み














カフェの店員さん

写真にこんなポーズをとってくれた。






















海側からの旧市街

旧市街を取り巻く城壁












次の観光は、歴史的価値の高い町スプリットへ








  

Posted by かをる at 08:42Comments(0)クロアチア

2015年01月07日

クロアチアの旅 アドリア海の夜明けに感動


クロアチアの旅 5日目(平成26年10月26日・午前) シベニク

シベニクは、クロアチアのアドリア海沿いの歴史ある港町

現在はリゾート地として人気が高く、我々もリゾートホテル「イワン」に宿泊した。

朝、ホテルのプライベートビーチに散歩に出てみた。

この時期は日が短くて、午前7時前なのにこのとおり薄暗い

夜明け前のアドリア海は人の姿はなくとてもロマンチック

停泊中の帆船のシルエットに小さな感動があった。




























ホテルを出た時はこんな暗さ














明るくなった帆船はこんな感じ















アドリア海の夜明け












ホテル出発が8時なので、ゆっくりできないのが残念

ホテルはリゾートホテルらしく、広くてゆったりしている。


スパもあったらしいが入る時間はなく、せっかくの素敵なリゾートホテルなのに残念だった。

観光だけでなく、スパにゆったりと入ったりする時間も取ってほしいものだと思った。
































朝食は大体バイキング

内容は豊富なのだけど

ワタシは朝からハムやベーコン、チーズなどどうしても食べる気にならず

いつも果物たっぷりとヨーグルトですました。

ヨーグルトには必ずドライフルーツを入れて

でも欧州人は、朝でもすごい量をお皿に盛って食べているのには驚く

それも女性でもね。

日本人はそれに比べると上品よ!

今回の旅では中国人をほとんど見かけなかったこともあり、いつも静かな食事タイムだった。














こうして、シベニクは宿泊のみでさようなら

トロギルの観光に出発










  

Posted by かをる at 17:59Comments(0)クロアチア

2014年12月28日

クロアチアの旅 シベニクへと433㎞を走る。


旅の4日目(10月24日(金)・午後)

午前中のポレッチ観光が終わり、午後はひたすらシベニクに向かってバスが走る。

その距離 433㎞、海外旅行では珍しい距離ではない。

以前、添乗員になぜこんなに忙しいスケジュールなのかと聞いたことがある。

添乗員によると欲張ったスケジュールにしないと客が寄らないんだとのこと。

すべてお客さんの要望によるものだと言われた。・・・ということでツアーは忙しいのが普通のようだ。


この日のランチはシーフードパスタと聞いていたが

イカとムール貝のパスタだった。













簡単なサラダ

大体どこも大雑把で、繊細さは期待できない。












これにデザートが付いていたはずだけど写真はなし


ランチ会場のレストラン













それからシベニクまで山越え

遠く見える車窓からの眺めは素晴らしかった。

頂上付近で雨になり、気温は7.8℃

















































トイレ休憩で寄ったレストラン














レストランの前に掲げられてたクロアチア国旗

いつも感じること

外国の多くは国旗を誇らしく掲げている。

日本と違うところの一つ














午後8時過ぎにシベニクのホテル「イワン」に到着したが

このホテルは夕食が午後9時までで、8時30分までに着かないと

ホテルの職員は、食事を出したまま待たずに帰るんだとか

そうなると我々は冷たい食事を取らなくてはならず、添乗員がかなり焦っていた。


…と言うのは、クロアチアの高速道路は、危険なため日没の午後6時で閉鎖されるというので

もし一般道路を走るとなると、どうしても到着時間が遅れる。

幸い、間に合ってほっとした様子だった。


バスの運転手は、ひとりの運転手がすっと運転していて

この国の規則で400km走ると必ず15分の休憩、2回目は30分取らなくてならず

違反すると500ユーロの罰金、タコメーター付きなのでごまかせない。

この規則もあり、添乗員が焦ったわけだ。


余談だけど、運転手は6月に結婚したばかりの25歳の新婚さん

長い旅なのでドブロクニクまで奥さんが会いに来てデートしたんだって

添乗員の説明があったが、おとなしい運転手で

ワタシはこれまで陽気な運転手に慣れていたので少し物足りなかった。



ホテルは、都会的な雰囲気のシティホテル「イワン」












ライブがあり、私たちもしばし楽しんだ。















24日は終わり

5日目の25日は、トロギルとスプリット観光となる。











  

Posted by かをる at 20:47Comments(0)クロアチア

2014年12月26日

クロアチアの旅 イストラ半島の小さな町「ポレッチ」



そして、次のイストラ半島の小さな町は「ポレッチ」

イストラ半島の西岸にあり、アドリア海に面した港町

ローマ人によって造られた町でローマの植民地都市として発展した町

ローマ時代の石畳の道がまだ残る。

今はリゾート地として有名になっている。


穏やかな地中海性気候、この日は特に温度が急上昇して

真冬から初夏になったような感じで、コートを脱いで身軽くなった。














2000年前のまま、歴史が感じられる石畳を歩く。

少し歩きにくい。















世界遺産 「エウフラシウス聖堂」

金色の聖母マリアのモザイクが飾られた入り口

ポレッチのシンボル的存在


























礼拝堂と鐘楼

屋根つきの四角い回廊で囲まれたパティオ(中庭)がある。

教会正面の入り口にパティオがあるのは、非常に珍しい














鐘楼の天井の木組み
























大聖堂の内部

正面の美しいモザイク画が見事

一番上には、キリストと十二使徒が描かれている。














黄金のモザイクがまばゆいばかり

モザイク芸術の傑作と言われている。

6世紀の物とは思えないほど保存状態がよい。












魚のモザイク

魚はキリストの象徴とされている。

キリスト教が弾圧されたとき、魚をキリストの象徴として崇拝したそうだ。





















床に掘られた洗礼場













4世紀に建てられていた旧教会の跡

現在の教会が古い教会を取り壊した跡に建て替えられたものだと分かる。













旧市街を歩く。













こんな路地が多い





















アーチ型の窓












ベネチアの影響が濃い旧市街
























城壁には、ベネチアの紋章、守護神ライオン像が掲げられていた。

かつてはベネチア領であったことの印













添乗員からすすめられたアイスクリーム店へ行く。













パン屋さん




















































ポレッチの観光が終わり

ランチの後、シベニクへと約400キロのバスの旅

長距離とは言え、座っていたら運んでくれるんだからね!

美しい景色が続き、車窓からの眺めは最高









  

Posted by かをる at 18:50Comments(0)クロアチア

2014年12月22日

クロアチアの旅 イストラ半島の小さな町「プーラ」










さあ~これからクロアチア観光

クロアチアはワタシの中で美しい国として想像が膨らんでいた。

どんな国だろう?

この好奇心が・・・ワタシを旅にさそうのだろう



さて、オパティアのホテルからまず「プーラ」目指してバスが出発

車窓からは美しいオパティアの街が見える。

なだらかな山の斜面に家がならぶ。

美しいアドリア海をながめながらイストラ半島の小さな町プーラへと向かう。
















やがてイストラ半島の南端に位置する町プーラに着く。

プーラは古代ローマ時代の町で古代都市としてが栄え、遺跡が多く残っている。

町のシンボルの円形劇場はクロアチア最大のローマ遺跡で、奴隷の拳闘場として造られた。

階段はローマのコロセイムに次いで多く、門はローマ時代のが残っている。

現在では、オペラや映画、コンサートなどの会場として使われている。

























































そして約1時間、プ―ラ旧市街観光

現地の美人ガイドが付いたが、ただそばにいるだけで説明は添乗員

どこも現地ガイドを雇わなければならないが

ほとんどのガイドがただ一緒に回るだけだった。

















町のジオラマ



























ローマ時代の門「双子門」















町を建設したヘラクレスの名が付く「ヘラクレスの門」

半神半人の英雄ヘラクレス

中央にヘラクレスの顏が付いてる。


























古い街らしくビルの壁画














露店もおしゃれ













次の町「ポレッチ」へと移動










  

Posted by かをる at 21:39Comments(2)クロアチア

2014年12月18日

クロアチアの旅 入国











なかなか進まない旅行記

・・・というのは旅行記には時間がかかるということ

写真をどれにしようか?

また、何を写しているのか記憶をたどるのも時間がかかる。

そのうち、嫌になってしまって

なかなかアップできないでいると言う訳


・・・でも、せっかく遠くまで行って写した写真なのだから、楽しくアップしなくちゃね。






さて、スロベニアの観光が終わり、クロアチアへとバス移動

これまでのヨーロッパ旅行では出入国審査がなくて、行き来が自由だった。

国境を通過したのが分からないぐらいだったのが、今回は少し違った。


スロベニアからの出国手続きが手間取った。

同じEUに加入していても条約提携していないのだろうか?


寒い中、バスから降ろされたうえ、随分外で待たされた。

ちょっとだろう~と思って上着を着ないで外へ出たものだから、寒くて寒くて震えた。

バスにも帰れず、早く早くと祈る心地だった。


添乗員は「こんなこと初めて、何かあったのだろうか?」と言っていたが

係員によって違うらしい。

若い係員だったが、真面目だったのか?それとも嫌がらせなのか?

スロベニアの印象がここで随分悪くなったのは仕方がないね。



その代り、クロアチアへの入国は係官がバスに乗って来てくれて

1人1人のパスポートに入国スタンプを押してくれた。

寒い思いはしないで済んだので、ホッとした。









やがてその日の宿泊ホテルの街、オパティアに到着

オパティアは貴婦人のリゾート地と言われるほど美しい町だそうだが

ここは宿泊だけで明日早くプーラへと出発

限られた日数なので、残念だが仕方がない。


ホテルの窓から写す。

リゾートホテルが立ち並んでいる。














今回の旅はほとんどのホテルがとても清潔で嬉しかった。

ホテルは連泊なら内容がかなり重要だけど 遅くについて早く出発する一泊だけなら

清潔ならいいのと、ひとつだけ有るか無いで嬉しさが違うものがある。

それはバスタブ

半分のホテルには、バスタブがなくてシャワーのみ

「バスタブがありますよ~」と聞くと、嬉しくてその日の疲れが飛んで行く気がする。

ワタシはバスタブがとても重要
















これからは美しい国クロアチアの観光となる。














  

Posted by かをる at 07:00Comments(4)クロアチア

2014年11月03日

クロアチア・スロベニアの旅

クロアチア ドブロクニク













友人からクロアチアがとてもいいと聞いていたので

今回、『陽光きらめくイストラ半島をめぐるクロアチア・スロベニア9日間』のツアーに参加した。

2014年10月21日~29日

今までにない多人数の39人なので驚いた。

かなり人気のコースらしく39人のツアーが毎日出ているらしい。


さて、クロアチアへは関西空港からターキッシュ航空でイスタンブールへ

乗り継いで首都ザグレブへ


香川の我が家からザグレブまで約30時間かかっていた。

考えたらすごい時間

そのうち飛行時間は約半分、あとはバスに待ち時間となる。

やはり、元気でないといけないなとつくづく思う。

友だちによったら「そんな遠い所へよく行くね」と言われるが

また、すぐに行きたくなるから、旅はそれ以上の魅力があるのだろうと思う。



クロアチアの国は一言で言えば

オレンジ色の屋根の家が並ぶ美しい可愛い国

ユーゴスラビアから新しく出来た国のひとつ

人口が428万人と大阪府の半分の人口とかなり少ない

面積は、九州より少し広いぐらいの縦長の国


月収は平均15万円、物価はほぼ日本とよく似ていた。

工場のようなのは見えず、何で生計を立てているのだろうと何度も思った。

月収にしては、家も大きく暮らしも豊かに見えた。

たぶん、観光資源がほとんどのようだ。






スロベニア













スロベニアは、アドリア海に面した緑豊かな国

面積は四国ぐらいと小さな国

リゾート客で賑わうらしいがシーズンオフ

それにしてもかなりの観光客だった。

ここにはヨーロッパの鍾乳洞があり見ごたえがあった。


美しい国二国の旅

添乗員は独身の女性添乗員でかなり熱心だった。

歴史が好きらしく、詳しい歴史の説明があった頭の中にとどまらず

聴くのがかなりガマンがいった。

添乗員によって、旅の中身はかなり違ってくる。

いい人に当たればグーなんだけど、毎回そうはいかない。



今回の旅ブログも尻切れトンボになるのか?

自分のための旅の記録だけどがんばろう~






















  

Posted by かをる at 08:03Comments(4)クロアチア