2018年11月22日

あ~~~旅ブログは厄介だ。エジプト「ルクソール」


そろそろ、エジプト旅行から半年になる

毎度のことながら、途中で終わっているエジプト記

次の旅までと思いながら

これが、なかなか厄介で進まない。

インスタグラムが盛んになるのが理解できる。

いっそ、写真のみにしようかな?なんて思ったりしている。


ムスメも読まないと言う旅ブログ

でも、続きをアップ







エジプトの旅 6日目 6月8日(金)

この日は、ツタンカーメンで有名なルクソール観光



エジプトの遺跡の30%がルクソールにあるんだとか

そして、人口の70%の人が観光の仕事に従事しているそうで

この街の人は、遺跡のお陰で生活がなっている。



ルクソールは、日が昇る東岸が「生者の町」と呼ばれ

それに対して 夕日が沈むルクソール西岸は

「死者の都」と呼ばれていて、歴代の王がこぞって造った墓が沢山ある。




この日は、クルーズ船で朝食を取った後、朝の7時に出発


クルーズ船は、東岸に停泊していたので

水上バス(渡し船)で西海岸へ渡る。

5分の乗船


ルクソールでは橋がなかった。

それは遺跡を守るためだと聞いたが

それがなぜなのか?


橋がない為すごい数の水上バスが並んでいた。



















バスで移動、まず西岸の遺跡入り口で降車して

「メムノンの像」を見学


高さが21メートルとかなり大きな像

痛みがかなり激しかった。


この像の奥の西方に「王家の谷」「王妃の谷」がある。




















いよいよ、この旅のハイライト「王家の谷」の見学。


土産物屋、ルクソールスーク(市場)を抜けていく。











入り口が見えて来た。










これは、「王家の谷の模型」











遺跡保護のために電気バス(トラム)に乗って移動




















ラムセス七世の墓の見学

カメラの持ち込み代を支払って撮影



















































ラムセス4世の墓

きれいに残っている美しい壁画に魅入った。










美しく残っている世界最古の文字ヒエログリフ



























































この辺で、ひとまずアップ

次の旅までは終わりそうにない

エジプト記も途中で挫折かな・・・(ー_ー)!!









  

2018年08月25日

ナイル川クルーズ、エスナの水門



ナイル川クルーズの楽しみの一つ

エドフを出てルクソールへ向かう途中で通過するエスナの水門


川が水門で閉じられている為、航行する船は必ず通過しなければならない。

一度に2隻しか通過出来ないので水門到着から水門に入るまで何時間待ちが通常らしいが

ラマダン中の為か待つことなく通過できた。











水門の手前と前方とでは10メートルの水位が違うため

通過するときに水門を閉め、川の高さを同じにして

門を開いて、船を出す仕組み

この間、20分間のショー

みんなデッキに出て見つめる。












川岸の様子











くつろぐ現地の人たち











水門が見えてきた











まずは通路に入って行く。



















船は、岸壁と限界すれすれに進む。











堤防ではラマダンが終わり、みんなで夕食かな?











手を振る可愛い子どもたち










いよいよ第二水門










水位が徐々に下がり、エレベーターのように船が下がっていく。










いよいよ水門が開く





























無事通過











この日は食後にガラベーヤパーティがあった。


ガラベーヤ・パーティとは、クルーズ客がエジプトの民族衣装をまとい、ダンスを楽しむパーティ

ノリのいいご夫婦に若い人はバッチリと民族衣装を身にまとって楽しんでいた。

衣装は安く船内で売られている。


ワタシたちは、つれあいが頭の布と輪を買って

ワタシのリネンのワンピースをガラベーヤ代わりに着て出席

それなりに楽しんでいた。


包帯巻の競争やゲームありで楽しい一夜だった。














ルクソールに向かって航行












  

2018年08月23日

もう~猫に小判状態の神殿めぐり



エジプトの旅日記がまだ終わらず

5日目 6月7日の記事


早朝のコム・オンボ神殿観光の後は、クルーズ船へ戻り

午前9時にエドフに向けて出港


昼食は船内で済ました頃にエドフに到着

午後からは、ホルス神殿の観光に行った。


まるでお寺めぐりのようだと誰かが言ってたけど・・・言い得ている。

お寺でなく神殿だけど・・・


神殿ばかりを次々と見学

こうなると、もう~ワタシたちには猫に小判状態(笑)

そう言いながら、このホルス神殿は、一番美しい状態で残っている神殿とのこと

貴重な遺跡、それももう再び見ることもないのだから

暑さに負けずがんばって出かけた。














船を下りて ホルス神殿までは馬車に乗って向かう。

船着き場にはもう沢山の馬車が待機していた。


次々と乗っていくが

どれもキレイとは言えず

心の中で「どうか、きれいな馬車に乗れますように」と祈った。













幸いに子ども連れの馬車になった。

何となく安心











ワタシはスピードが嫌いと来ている。

「スピードは出さないでゆっくり走って下さいね!」と動作でお願い


分かったようでゆっくりと走ってくれる。

その代り、どんどん抜かれて行った。


大丈夫なのかな?と思うようなスピードの出ている馬車もあって

見てるだけで怖かった。


ワタシたちはパッカ、パッカと楽しかった。












ホルス神殿の駐馬車場

帰りにまた、乗って帰るので、それまで待っている所らしい。











木陰が全くない。

こんな所では住めないわ~~と何度も思った。

暑いので神殿までの短い道も長~く感じられる。











いよいよホルス神殿

青い空を背景に立っている神殿は神々しいような・・・

暑くなければ・・・ゆっくりとみたい所











美しい塔門

きれいに残っている。


この遺跡もほとんどが砂に埋まっていたんだそう

エジプトでは新しい遺跡

と言っても 今から2000年前だけどね。

5000年前のアブ・シンベルなどと比べるとこの遺跡は新しいと言う訳だ。












中央がホルス神

左に母のイシス神 

そして 右は勇ましいプレトマイオス12世王











入り口の左右に黒花崗岩のホルス像が立っている。

みなさん、ホルス像と写真を撮っていた。

もちろん、ワタシたちも仲良く並んでパチリ












いよいよ内部へ

レバノン杉で作られた聖船










ホルス信仰がすたれ

キリスト教徒がこの神殿に入って来て

壁画を削り取られた跡

残念なこと











一面、どこもレリーフで覆われている。

ヒエログリフでこのレリーフの説明がされてるんだろうね。




















中庭に出る。











広くて、出たり入ったり

部屋も沢山あった。

柱の上部のモチーフがそれぞれ違っている。

ローマの文化の影響だそう










どこもレリーフが彫られている。


















ヒエログリフが読めると楽しいに違いない

色々と面白そう


想像をめぐらして

月のウサギがお餅をついてるような

エジプトではお餅はつかないか・・・笑






















ホルス神殿見学が終わり、再び馬車で船まで戻った。

馬車から見たエドフの街の様子



















ルクソールに向かって船は出航

途中でエスナの水門を通過する

その様子は次に








  

2018年07月28日

エジプトはちょうどラマダン中だった。

 

今回のエジプト旅行は、ちょうどラマダンの真っ最中だった。

良かったのか、悪かったのか・・・・

良かった方が多い気もする。













まず、物売りの人が多いと思ったが、ラマダン中だから少なかったそうで

これで少ないのなら、どんなのだろうと想像した。


そして、施設の見学が待たずに入れたこと。

暑いのに待たされたら、それはつらいことになるが・・・

それがなかった。

ラマダン中なので、エジプト人の観光客がなかったからね。

いつもはかなり待たされるらしい


店が閉まってるのが多いと言うことだったが

それも不便は感じなかった。



















ラマダンと言うのは

2018年5月17日(木)より始まり、終了日は6月17日(日)

イスラム教の国では、5月17日から1ヵ月間は「聖なる月」とされ

日中(日の出~日没まで)は、断食を行うことがイスラム教徒の務め

水も飲まないそうだ。

でも、午後7時になると、かえって、いつもより豪勢な食事となるらしい


国により、少しずつ制限・制約が違うらしいが

アルコール類が出ない、肌の露出が多いベリーダンスは、ダメ

観光地のオープン時間が短縮などの影響があるそうだけど


観光客にはアルコールは出た。

最後の日の街中の食事の時のみ、出なかったかな?

ベリーダンスは、多分、ヌビアンショーになってたのかも?













現地ガイドのイクラさんもラマダン中

夜中の3時から午後7時までは断食

あの44度の暑さの中でも水も一切取らなかった。

身体が慣れていると言っていたが

驚きのイスラムの務め


なので、イスラム教徒の人はラマダン中は体力が消耗しないように

余り働かず、身体を休めてるそうだ。


でも、ホテルも観光地でも、ワタシたちには分からなかった。

ラマダン中を狙って行ったのではないんだけど

静かでよかったかもしれない。







  

2018年07月27日

出産のレリーフがあるコム・オンボ神殿



エジプトの旅 6月7日(木)


朝食後、徒歩でコム・オンボ神殿へ行く。

この神殿は、ちょっと変わったレリーフなどがあり

興味深いところだった。

遺跡などが好きな人には、ここは面白い所に違いない。



コム・オンボの町に建設されたこの神殿、他の神殿と違うところは二重神殿になっている。










奥が深い










ワニの神様セベクとハヤブサの神様ホルスを祀った神殿だそうだ。












色彩が少し残っていた。

神殿の全体がこんな色彩だったのだとしたら

さぞ、美しかったに違いない。









丁寧なレリーフの説明があったけど

暑くて早く終わらないかなあ~なんて(笑)


















古代のカレンダーのレリーフ












ここで特に有名なレリーフが

女性の出産のレリーフ













そして、左の座っているのも出産のレリーフらしい

右に医療器具のレリーフ

ピンセットや、天秤 計量スプーンなどがあるようで

紀元前のこの頃すでに病気治療や調剤がされていたなんてね、すごい!











古代エジプト文字を「ヒエログリフ」と言うらしい。

五十音表があるので日本語に変換できるようだ。

解読するのも面白いかも































神殿の外周にあったこの井戸のようなもの

「ナイルメーター」

ナイル川とつながっていて、ナイル川の水位が分かるようになっている。

側面にはメモリが付いていて、水の深さによって税金が決められていたんだって!

始め分からなかったが、ナイル川の氾濫等の水位で作物の出来が分かり

それによって税金を決めたらしい。

なるほどね。










物売りの子どもがどこへ行ってもいて

学校は行ってるのか?などと思いめぐらした。

幸か不幸かは分からないが、子どものこんな姿はどこの国だろうがなくなってほしい。












クルーズに帰り、エドフに向かって出港







  

2018年07月20日

帆かけ船でナイル川をセーリング



6月6日、イシス神殿の見学が終わり

次は、帆かけ船(ファルーカ船)でセイリング体験


帆かけ船に乗船













川面を走るように移動していく。

伝統的な木造の帆船で上手に風の乗っている。

ゆったりとナイル川をセーリング











座っているので写真が一部分しか取れていない残念










どこからか板に乗った子どもが歌いながら帆かけ船に寄って来た。

危なくないのかと驚いたが、慣れてるのと

これはチップを貰いに来てたらしい。

誰もそれに気づかないのか・・・子どもの収穫は無し










帆かけ船から見えたのは、オールド・カタラクトホテル。

アガサ・クリスティーが「ナイル殺人事件」をこのホテルで執筆し

また、ロケ地にも使われた高級ホテル

ナイル殺人事件に何度も出てくるホテル











水浴びをしている現地の人たち











ゆったりとナイル川セーリング

ナイル川の上流に向かってるのか、それとも下流に向かってるのか?


















踊りまで登場

船上は、かなり賑やかに盛り上がる。


















これも神殿のよう












ワタシたちの乗っているクルーズ船「ブルーシャドー」が見える。










セーリングが終わり、船に帰る。

ディナーの後は、「ヌビアンショー」があった。


アスワンからアブ・シンベルにわたって「ヌビア地方」と呼ばれ

「ヌビア人」が住んでいる。

そのヌビア人の独特の踊り









その後はワタシたちも踊りの輪に入り

楽しい賑やかな夜を過ごす。


添乗員さんも現地の服で現れ、場を盛り上げてサービス満点だった。

















  

2018年07月20日

ナイル川クルーズの始まり&イシス神殿



エジプトの旅 6月6日午後

いよいよナイル川クルーズの始まり

ピラミッドも見たかったが、ナイル川クルーズが今回の大きな目的


アスワンから「ブルーシャドー」に乗船、3泊4日のクルーズ




















船の大きさは、狭い水門を通るため一定に決められている。

5階建て、全58室の客船












船は、新しくて、思っていたよりきれいで快適だった。






































乗船して、早速に昼食

・・・というより、まず、ビール






























午後からは、オプションで『イシス神殿とファルーカセイリング体験』に参加

船着き場に到着









露店があったが

ガイドから買わないようにと言われて、見ないで速足で通過











ナイル川に浮かぶ島にあるイシス神殿にはボートで行く。

10分ほどで見えてくる。










船の中に物売りがいて

ワンドル、ワンドルと連呼するには閉口する。











フィラエ島のイシス神殿が見える。

イシス女神のための神殿で「ナイルの真珠」と呼ばれている。

クレオパトラのお父さんが建てた神殿












現在のイシス神殿は、アブ・シンベル神殿と同じ

アスワンハイダム建設による水没から守るため隣の島に丸ごと移転されたもの。

島の形までそっくりにしたそうだから、すごい!













イシス神殿に到着

この時は、何と、44度に気温が上がっていると聞かされた。

ジリジリと暑い

しかし、日本のように湿度が高くないので、木陰に入るといささか過ごしやすい。











正面に見えたのは巨大な第一塔門

左側の入口から入ると誕生殿

中央の入口から入ると第二塔門





















本殿は薄暗いが美しいレリーフが多く残されている。











イシス女神が赤ん坊のホルス神を抱いて乳を飲ませているレリーフらしい





























かなり広くて、見どころ一杯ながら

やはり、暑さでゆっくりと見る気にならないのは仕方ない。

集中力も限度ありだった。


イシス神殿1時間の見学が終わり

オプション代が一人11000円で高いと思ったが

これなら、まあ~許せる値段かな?











帰りは、ファルーカ船に乗船

木造の帆かけ船のこと

その様子は次回に










  

2018年07月10日

地上を越えた愛の証『アブ・シンベル小神殿』



今朝は久しぶりの嬉しい太陽の光

もう~暑いなんて言えない

太陽がありがたい気がしている。


大雨の被害が大きくなっているのが悲しい

一日も早く復旧されますように!







さて、エジプトの旅4日目 6月6日のアブ・シンベル神殿の続き


エジプトはきっちりしてるな~と思った一つに

どこへ行ってもカメラ持ち込み代がいるのよ。(スマホも同じ)

それも安くない

ワタシは常にカメラを持ち込んだので

エジプトポンドのほとんどがカメラの持ち込み代に消えた気がした。












アブ・シンベル大神殿から近くにある小神殿

ラムセスⅡ世が愛するネフェルタリ王妃のために造った神殿


彼女へのラムセスの愛は、かなり大きかったそうで

地上を越えた愛として、伝説的に今に伝えられている。


神殿の正面には、愛の証のようにネフェルタリの像を両サイドに挟むように立っている。

普通は、王の像と同じ大きさは考えられないようで、愛の深さの表れらしい


しかし、99歳まで生きていたから

生涯で111人の息子と69人の娘を儲けてるらしい

王妃と側室は数えきれないみたい。










中に入ると、左右に3本ずつ大きな柱が並んで立っている。

中は大神殿より美しい気がした。



















レリーフもきれいに残っている。


























古代のエジプト女性は、かなりスリム



















小神殿を出た所で、連れ合いが声を掛けられて

「生命の鍵」を手渡された。


エジプトでは王が必ず手に持っていたもので

アンク十字と言って、お守りとして愛用されているシンボル


これをうかっと持ってしまった。

持っただけで1ドル取られた~~笑











神殿の前はすぐにナセル湖

歩きやすいように通路が作られていた。











ホテルに戻り、朝食



















再び、アスワンへ280kmのバス移動

アスワンから3泊4日のナイル川クルーズの船に乗船する。

車窓からの街の様子




















次回は、いよいよ楽しみにしていたナイル川クルーズ







  

2018年07月06日

ピラミッドだけじゃないエジプト



外を見ると、雨も少し小降りになったみたいだ。

テレビでは、大雨の被害が報道されている。

スマホの警報も何度か鳴っていた。

大きな被害が出ないことを祈ろう。


さて、今日は予定もキャンセルとなり、一日家の中だったのでエジプトの旅の続きを書いた。



    
 ◇    ◇    ◇     ◇




エジプトの旅4日目 6月6日


この日も朝の5時出発でアブ・シンベル大神殿へ行く。

暑いからこんなに早い出発なのかな?と思いながら起きた。


そのかわり、アブ・シンベル神殿へ行く途中で

ナセル湖から昇る日の出が見られた。


みんなで歓声をあげながら・・・

早起きはやはりいいことありね・・・と喜んだ。











ナセル湖は、ナイル川を堰き止めるアスワン・ハイ・ダム建設工事の結果として生まれた湖

それに伴って、沢山の集落や歴史的な寺や教会等が水没した。

考古学上に重要な所は地区ごとに解体され、移設された。


アブ・シンベル神殿もその一つ












前日に音と光のショーで見たアブ・シンベル神殿に再び向かう一行

左が大神殿、右に小さく見えるのが小神殿










アブ・シンベル神殿は、大小2つの神殿からなり、砂岩をくり貫いた岩窟神殿

今から約3300年前、「ラムセスⅡ世」によって建造された神殿

それが僅か200年前に、砂に埋もれた状態で発見された。


アスワンハイダムの建設に伴って、アブシンベル神殿も水没してしまう運命だったが

ユネスコの国際キャンペーンにより水没は免れた。

神殿をブロックで切断、分割して、現在の所へ移設した。


結局、この運動がきっかけで、「ユネスコの世界遺産」というのが出来たそうだ。



まず、大神殿

4体ともラムセスⅡ世の像

ラムセスⅡ世はかなり自己顕示欲が強かったそうで

自分の像ばかりを作っている。


説明しているのは、現地ガイドのイクラさん




















神殿の入り口











内部に入るとその広さに驚く

見事な彫刻や絵、大きな像に圧倒される。

3300年も前にこんな芸術的な神殿を作る技術があったのだから、古代エジプト人はすごい!


左右の4体もラムセスⅡ世の像



















壁にはたくさんの美しいレリーフが残っている。



























神殿の奥に4人の神が祭られている。

左から2人目がラムセスⅡ世


年2回の2月と10月に朝日が神殿に差し込むと

2人目のラムセスⅡ世像にあたるように設計されているそうで

この日のショーを見に大勢の観光客が押し寄せる。











アブ・シンベル神殿は見ごたえがあった。

「ピラミットだけじゃないエジプト」と言う感じ

ここは一度、見ておいてもいいと思うところ

本当に世界の遺産に違いない。


横にあるアブ・シンベル小神殿は次にした。









  

2018年06月26日

琵琶湖の7.5倍のアスワンハイダム



エジプトの旅3日目 6月5日 

この日はカイロのホテルを午前4時15分に出発で、空路アスワンへ移動


その為、午前3時起き

荷物の準備をして、朝食を食べて、空港へと向かった。

エジプトの日の出をバスの中から拝んだ。











午前6時30分、カイロ発で空路、アスワンへと向かう。

飛行時間1時間25分で到着









まず行ったのは「アスワン・ハイ・ダム」

琵琶湖の7.5倍の大規模ダム


これによりナイル川の氾濫を防ぐことが出来

電気の供給も安定させることが出来た。


しかし、残念なことに沢山の貴重な遺跡が水没した。


ここは、写真撮影はいいが、ビデオは禁止

何かと制約が多いエジプトだった。





















機関銃を持った兵士がいた。

こんな光景にも慣れていった。

これだけ、治安が悪いことなのだろう。











見えているアスワンの街は、このダムをつくるために集まった人たちで出来た街なんだそう。

それだけ大きなダムね。










アスワン市内へバス移動

車窓からのアスワンの街

エジプトは、カーテンは室内でなくて、外にしてある。

女性の姿が外から見えないためなのか

すぐに日焼けして痛むだろうなとながめた。











まだ、馬車が走っている。

まだ、古い時代が残っていて、新旧が混在している。










次は、アスワン市内にある「切りかけのオベリスク」を見学に行く。

オベリスクとは

古代エジプト期に製作され、神殿などに立てられた石柱のような記念碑

神殿や宮殿の入口の両脇に建てられていた。


「切りかけのオベリスク」

アスワンは花崗岩の産地で、ここからナイル川で船によってエジプト各地に運ばれていた。


アスワンの石切り場に古代エジプト期に途中で石が割れて放棄されたオベリスクがあり

「切りかけのオベリスク」として、観光名所になっていた。



















割れているのが見える。

これが完成していれば、オベリスクとしては最も大きいものだった。











アスワンの街が見える。











アスワンから南へ280km

バスで砂漠を走り続けた。

約3時間の砂漠の中を走るが、朝が早かったのでみんな爆睡











途中で、エジプトの赤い砂を持ち帰りの為に停まる。

ワタシは取らなかった。

以前、持ち帰ったことがあるが、結局は捨てることになったので













砂漠の向こうに海のようなのが見える。

でもこれは、蜃気楼


ワタシは始めて見たかも・・・

幾ら見ても、水のように見える。










ピラミッドが砂漠の中の所々に見える。










途中でランチ

ハヤシライスみたいな?










そして、午後3時過ぎにホテルに到着

この旅は、アブ・シンベルに泊まるのが目的のひとつ

ホテルは、ここもコテージで、すぐ裏がナセル湖










部屋は、小窓とテラスがあり全体が可愛い



















テラスからは、ナセル湖が眺められる。











時間があり、ここでもプールがあり、泳ぐ。











湿度が高くないので、夜は気持ちがいい










そして、夕食後には夜のアブ・シンベル神殿での「音と光のショー」に出かける。

アブ・シンベルに泊まる人のみ見られるショー

ライトを頼りに歩く












神殿をライトアップしたり、神殿をスクリーンにプロジェクターを使って

美しい映像を見せてくれる。


日本人が多かったので、日本語で歴史などを物語で解説してくれる。

座席に座って30分ほど幻想的なショーを楽しんだ。

3時起きだったので、少しウトウトしそうになった。


明朝、再度の見学がある。
















こうして、3日目がやっと終わる。










  

2018年06月19日

あ~~ピラミッド



さて、エジプトの旅、第三弾

6月4日午後、カイロから1時間のバス旅でダハシュールへ

午後からもピラミッドの見学





全く何もない砂漠の中に見えてきた『赤のピラミッド』


クフ王の父親が建てたピラミッドで

クフ、カフラーに次いで三番目の大きさ


花崗岩が赤いことから、赤のピラミッドと呼ばれているそうだが

ワタシには、そう赤くは見えなかった。


添乗員に、なぜ、赤のピラミッドと言うのかと質問してみたところ

他のピラミッドよりかは赤いからとの答えだった。
















『屈折ピラミッド』

ダハシュールにあるもうひとつのピラミッドで

これもクフ王の父親が建てたもの


奇妙な形をしていて、途中で傾斜角度が変わる。

それで屈折ピラミッドと呼ばれている。

表面の平らに見える所は化粧石で、きれいに残っている。


この頃になると、ピラミッドの感動も薄くなり

暑いこともあり、みなさん、そばまで行かず、遠くから見ている。


ワタシは、添乗員さんたちとそばまで行ってながめたわよ。



















そこから15km移動してサッカラへ

途中の車窓から見た街の様子











川の中はゴミがいっぱい



















サッカラに到着

…と言っても砂漠中にピラミッドがあるだけ

まず、『階段ピラミッド』の見学

セキュリティが厳しい











天井のある小さな通路を通っていく。











通路を抜けると階段ピラミッドが見えてくる。

階段ピラミッドは、世界最古のピラミッド


ピラミッドの周辺には祭殿や王宮、地下室もあったようで、かなり広い遺跡

































サッカラには、崩れかけのピラミッドもあり

他にも砂に埋もれたピラミッドがたくさん埋まっているそうで

考古学に興味のある人にとっては、ロマンのあるところ



これで、ピラミッドの見学が終わった。

ホテルに行く前に寄ったのが、じゅうたんの店

多くの幼い子どもたちが黙々と糸を拾って織っていた。


小さな手が細い糸を取るのにいいんだと言っていたが

複雑な気持ちで眺めた。












少し早い時間にホテルに到着

ホテルからカイロのギザのピラミッドが見える。


部屋はコテージでまずまず、快適

エジプトは街はきれいでないのに、ホテルや船の部屋は悪くなくて

バスタブもありで嬉しかった。






















すぐそばにプールがあり、日焼けが恐かったけど

エジプトのプールで泳ぐのは、この機会を逃すとないかもと

思い切ってプールに入った。

もちろん、ちゃんと足には水着と日焼けの境が出来ていた。













夕食は、旅の間、ほとんどがビュッフェ形式

この日のワタシは、パスタと野菜・果物


ビールは、サッカラが美味しくて、ずっとサッカラを飲んだ。

サッカラの街で作られているのかな?

暑いのでビールは何よりのご馳走だった。




















唯一、美味しかったのは、スイカ












これでエジプトでの二日目が終わり

この日の一日がとても長く感じられた。


次の日は午前3時起きなので、この日は早くに就寝









  

2018年06月14日

一度は見ておきたいピラミッドだったけど



今日の午後はワタシはフリー

それじゃあ、覚えているうちにエジプト第2弾を書かなくちゃ~



さて、今回の旅は、阪急交通社東京トラピックスの『エジプト航空で往復直行便で行く

アブ・シンベルに泊まるエジプト・ナイル川クルーズ』に参加

6月3日に出発、11日に帰宅







成田からカイロまでは、直行便

高松支店発売のエジプトの旅は、ドバイでの長いトランジットがあるので

その点、東京発売の方が楽チン


しかし、成田空港までと後泊は自分で手配が必要なので

どちらを選ぶかになるのよね。

やはり、こうなると四国は不便



エジプトはやはり、治安が不安からか人気も今一つのようで

飛行機はかなりの空席があった。


でも、それが幸いして、お蔭で席を独占でき

往復共に横になれて眠れるというラッキーなフライトだった。


直行便なのでトランジットもなく

今回は疲れが出なかったのも

このフライトの楽さにあった気がする。



エジプト航空は、これまでと違っていて、CAはすべて男性

日本人のCAも一人も乗ってなかった。


帰りの飛行機ではシートにダニがいたものか?

何か所もかまれ、未だにかゆい

とんだお土産ね。

やはり、暑い国のせい?



カイロには約13時間で到着

ほとんどを寝て過ごした。




















カイロに到着して、バスの中でエジプトポンドに両替

ほとんど米ドル払いなので、1万円のみエジプトポンドに両替

エジプトポンドは余っても再両替できない。


このエジプトポンド、写真の通り、1万円分がすごい量のお札

みんなでうなった~~


紙幣の種類が10もあり、数えるのに大変、その上汚れたお札

1エジプトポンドは、約6円

お札からして、文化度が見えるようだ。












今夜のホテルで少し休憩をした後、ギザの三大ピラミッドの見学に行く。

ホテルからピラミッドが見えている。

この時は、早く見たくてワクワクした。












まず、空港のように荷物検査を経ないと中に入れない。










広大な砂漠の中に姿を現したピラミッドに、みんな驚愕の様子!

このピラミッドが造られたのは、約4500年前、紀元前2500年頃とされている。

それは、すごいねぇ~

古代エジプト王国のファラオ(君主)の墓で

最も大きいのがクフ王のピラミッド(右側)、2番目に大きいのがカフラー王のピラミッド(真ん中)

最も小さいのがメンカウラー王のピラミッド(左側)











これはクフ王のピラミッド


三大ピラミッドの中で最も大きくて

高さは、146mだったのが、現在は頂上部がなくなり、137mとなっている。

底辺の長さは約230m。


実際に目の前で見て、すごいと思った。

そばまで行くと、そのものすごさがわかるけど写真では迫力が伝わらない。


でも、暑さのせいもあるのか、思ったほどの感激はなかったかなあ~

暑さは40度を過ぎる・・・初めての経験かも












穴から内部に入ることが出来る。

これがかなり狭い階段のうえ、頭も下げてずっと屈んだままの姿勢で上がっていく。

これはきつかった。


石棺があったのみ、カメラは持ち込み禁止

2~3日、太ももが筋肉痛で困った。


中にもエジプト人がいて、ここでも「ワンダラ」とチップを要求される。

もう~どこへ行っても「ワンダラ、ワンダラ」で耳にこびりついた感じ

ちなみに「ワンダラ」とは一ドルのこと










現地ガイドのイクラさんの説明

旅の間、ずっと同行して説明してくれたが、とても熱心なのと

日本語が上手で感心したけど

炎天下40度の所での長い説明に少し、まいった~~~~


彼は、カイロ大学日本文学専攻のインテリさん

ガイドの仕事は、エジプトではかなりいい仕事のようで

いい暮らしが出来ていると言っていた。

いずれは通訳になるのが目標のよう












一つの石は、目の前で見ると2m以上あるのもあり、その巨大さに驚く

どのようにして、運んで、積み上げたのか?

世界の不思議ね。

これには感嘆した。












こんな写し方を添乗員さんが教えてくれて

ピラミッドをちょっと、つまんでみたわよ











カフラー王のピラミッド

クフ王の息子

頂上部分に化粧石が残っている。


ピラミッドはすべて、化粧石で全面が覆われていたそうだけど

現在では上部にしか残されていない。

ほとんどが剥がされてカイロ市街の舗装等に使われたそうだ。

残っていれば、それは美しいだろうに











メンカウラー王のピラミッド

最も小さなピラミッド











ラクダも暑そう











砂漠の中の警察官

ずっと立ってるのもつらいね。













ラクダの警察隊











砂漠の中のバス











砂漠の露店

品物は、砂ホコリでいっぱい

でも、少し見たかったが、「ワンダラ、ワンダラ」と寄って来るのと

添乗員に止められていることもあり、目を合わさないように足早に通り過ぎた。



















スフィンクス

カフラー王の墓の守護の為に作られた。

顔は、カフラー王で身体はライオン

長さ57m、高さ20mで、想像よりかなり小さくて意外だった。

スフインクス、もっと大きいものと思っていたので、少し拍子抜けしたかな?








昼食は、ナンと

チャーハンにはエビとイカがついていた。

味付けがちょっと違っていて、口に合わないが、食べられた。

マンゴージュースは、濃厚で美味しい。











そして、午後からもダハシュールとサッカラのピラミッドの見学

もう~ピラミッドだらけ

138基もあるそうだから、まあ、無理ないか



この日は一日、ピラミッド見学

一度は見ておきたいピラミッドだったけど

40度もある暑さの中ではつらいものがあった(笑)



午後の分は次に・・・













  

2018年06月12日

エジプトの感動と落胆













今朝は柔らかな光で目が覚め

パンを焼いて、コーヒーにサラダ

いつもの朝食


あ~~~なんて、我が家、日本はいいものなんだと

つくづくと思ったのでした。


昨日、エジプトの旅から帰ってきました。

2月にはオーストリアでマイナス15℃を経験

今度は、なんと44℃を経験しました。

でも、湿度がなく、風があるので何とか凌げました。


エジプトには若い時から憧れがあり、一度は行きたいと思っていて

今回、やっと実現したのです。



ピラミットをはじめとして、今から5000年前の遺跡群には、驚愕しました。

あの時代に、どのようにして、こんな巨大なものが作られたのか・・・

今でも謎として解明されていないようで

幾つもの説があるみたいですね。

ピラミッドは間違いなく、感動ものです。















しかし・・・・

憧れのエジプトは、想像とは随分違っていて

少しがっかりしたのが正直な気持ちなのです。


街の至る所にゴミが溜り溜まっていて

川もゴミで水が見えない所もあり

街中が汚いのです。


この国の人は掃除をする習慣がないのかな?と思ったほど

乾燥しているから埃っぽいのは分かるけどね。














世情は、今の大統領は強権政治でテロは抑えられて

安定しているようですが、独裁なので、反対分子が反発しているようすで

警官の姿がめちゃ多かったです。


そして、旅行中ずっとバスに警官が同乗

拳銃を携帯していました。


どこのセキュリティーも厳しくて

入り口で荷物検査が必ずありました。















紀元前3000年前はエジプトがどれだけ繁栄していたか

よく分かったのですが・・・

それなのに、今のエジプトは、どうしたことでしょう?


経済発展もしていないし、かなり世界から遅れている様子に見えました。

物売りの子どもたちも多く見ました。


家も建築中の家が目立ち

住みながら、お金が出来るとレンガを積んで行ってるようです。














こうして、エジプトの旅は感動と落胆の旅でした。

行ってみないと分からないことです。

また、ぼつぼつとエジプトブログをすすめなくては・・・



中欧ヨーロッパもまだ、途中

なかなか進まないものです。



休んでいた時もお立ち寄りいただいたみなさま

ありがとうございました。