2014年07月02日
モロッコの旅 『古都フェズ』
世界遺産の古都『フェズ』は、9世紀に造られたモロッコで一番古い街
南の砦展望台からフェズの街を一望
『旧市街(メディナ)』は城壁で囲まれている。
細い路地が曲がりくねり、一度迷うと出られないと言われるぐらい1000本もの袋小路や迷路があり
迷宮のフェズと言われ世界遺産となっている。
フェズの旧市街の入口にある『ブージュルード門』
青と緑のタイルが美しい門
緑色のタイルはイスラムの色、上の門が青色のタイルでモロッコの色を表している。
この門から旧市街の中に入る。ここが観光の拠点となっている。
細い路地を歩く。
露店が沢山出ていて活気がある。
店をゆっくりと覗きたいが現地ガイドがどんどん歩いて行くので
この迷路ではぐれてはと必死で付いて行った。
古着の店
バブーシュというモロッコのかかとを潰して履くスリッパ
手染めの皮を手縫いで仕上げている。
メディナにある『ブーイナニア神学校』
タイルのモザイクや彫刻が美しい
スペインのアルハンブラ宮殿を模してつくられたという。
そう言えば、造りは同じ
中庭を部屋が囲んでいて大理石の床に中央に水盆がある。
日本語の上手な現地ガイド
アラビア語が書かれていると説明してるのかな?
『タンネリ』という皮なめし職人地区へ行く。
皮製品の店のテラスから作業場を見学する。
店に入るといきなり、ミントの枝を渡され、「臭いから鼻の所で匂いをかぎながら見学してください」と言われる。
何ともいえない臭いが充満していた。
みなさんごらんのとおり、この婦人は鼻の穴に葉を詰めていたんだけど・・・笑
羊、山羊、牛などの生の皮を水洗いしたり、赤や青の染色桶に染付している。
強烈な臭いの中で手作業の仕事
劣悪な環境に驚く。
この排水で川はかなり汚れているのではないかと想像した。
赤色の染色
屋根の上に染めた皮を干している。
ヨーロッパに輸出していると言っていたから、ブランドもののバックや
ワタシたちが着ている革ジャンバー等もここで作られてるのかもしれない。
そう思うと、少し複雑な気持ちになった。
観光客がテラスから見学している。
次に陶器工房を見学
ここでも細かい手作業
カラウィンモスクの入口の天井。
残念ながらイスラム教徒以外はモスクの中には入れない。
旧市街地(メディナ)の出口
チャイを飲む男性たち。イスラム教はアルコールは禁止
モロッコには喫茶店が沢山あり、早朝からチャイを飲んでいる男性の姿が目立った。
モロッコの男性は働いているの?と疑問に思うほど
ガイドに聞くと、情報交換や仕事の話も得られるので集まっているらしい
イスラムなので女性の姿はない。
かなりの文化の違いがある。
だから旅は面白い
フェズが続く
Posted by かをる at 22:04│Comments(2)
│モロッコ
この記事へのコメント
こんばんは
メディナの出口を出たら突然Coca-Colaの自販機
車が映っていて現実の世界に引き戻された感じに成りました。
ガイドさん もうちょっとゆっくり案内して欲しかったですね!
メディナの出口を出たら突然Coca-Colaの自販機
車が映っていて現実の世界に引き戻された感じに成りました。
ガイドさん もうちょっとゆっくり案内して欲しかったですね!
Posted by 沼津の源さん
at 2014年07月02日 23:50

源さん
お久しぶりです。
モロッコの街は、新しいものと古いものが混在している面白い街です。
車の横をロバが歩いてました。
コカコーラは世界中の国にありますね!
見ると安心したりして・・・
お久しぶりです。
モロッコの街は、新しいものと古いものが混在している面白い街です。
車の横をロバが歩いてました。
コカコーラは世界中の国にありますね!
見ると安心したりして・・・
Posted by かをる(郁)
at 2014年07月04日 20:41
