2013年11月03日
特攻隊に涙す。
旅行記もなかなか書き切れないものだ。
北欧も台湾も途中で終わっている。
記憶も遠くなりにけり
でも、自分の気が済まないのでどれも最後までUPするつもりではいるんだけど??
さて今回の九州旅行は、一番印象深いのからUPしようと思う。
2日目に行った知覧の特攻平和会館ではかなりショックを受けた。
知ってはいたが、特攻隊の事実は、余りにも悲し過ぎた。
特攻隊として飛んで逝った少年たち
最年少が17歳、15歳ともある。どちらにしろ少年に若者
写真の顔は本当に可愛くてあどけない。
飛び立つ前の最後の遺書が陳列されていたがそれが胸に来た。
どれも優しくて純粋な気持ちが書かれていて、読んでいくうちに胸が熱くなった。
涙が自然と流れ、回りのみんなも無口になって読み入っていた。
検閲があっただろうから、真実の気持ちは書けないものの、心情は十分に伝わってきて心打たれる。
そして、驚くのが素晴らしい毛筆の字で書かれていること。
それを見ただけでも優秀な若者だっただろうに・・・という残念な気持ち
戦争の残酷さが伝わってきて今の平和の有難さがよくわかる。
旅行に行く前にMちゃんが
「これを見ておいて」と持ってきたDVD『俺は、君のためにこそ死ににいく』
石原慎太郎が制作総指揮・脚本を手がけた映画
「 陸軍の指定食堂だった「富屋食堂」を切り盛りしていた鳥濵トメさんは、特攻隊員たちを我が子のようにかわいがり、家財を投げ打ってもてなした。いつしか隊員たちは、トメさんのことを「おかあさん」と呼ぶようになった」
そのトメさんと特攻隊員との交流を描いた映画
この富屋食堂が記念館として残っている。
こんな小さな飛行機で燃料を半分で沖縄へ飛び立った。
整備不良や燃料不足で沖縄の海に着くまでに墜ちた飛行機も多いとあった。
今の平和が彼らの犠牲の上にあるということ、忘れてはならないこと
機会があれば行ってほしい。
Posted by かをる at 21:34│Comments(4)
│九州
この記事へのコメント
石原慎太郎が制作総指揮・脚本を手がけた映画
そんなのがあったのですね!
「太陽の季節」しか知りませんでした。見てみたいわ~
DVDを借りてこようっと・・・
そんなのがあったのですね!
「太陽の季節」しか知りませんでした。見てみたいわ~
DVDを借りてこようっと・・・
Posted by dorucasu at 2013年11月04日 09:12
doruさん
こんばんは~
ワタシも知らなかったのですが・・・
岸恵子がトメさんになってました。
事実はこんなものではなく、もっと悲しいものだったと思います。
こんばんは~
ワタシも知らなかったのですが・・・
岸恵子がトメさんになってました。
事実はこんなものではなく、もっと悲しいものだったと思います。
Posted by かをる(郁)
at 2013年11月05日 22:25

お久しぶりです、アクティブに行動されていて、凄いパワーですね、人生満喫されてますね。
この知覧は涙なくしては語れませんね。
この方達が命を張ってお国を守ってくれたから、今があるということ、日本人は忘れてはいけないと思います。
この記念館の前に展示されている飛行機は父が載っていたのと同じ型です。
父の自叙伝も永久保存されてますので、もう一度行くつもりです。
次回は時間をかけて、ゆっくり見学してきます。。
この知覧は涙なくしては語れませんね。
この方達が命を張ってお国を守ってくれたから、今があるということ、日本人は忘れてはいけないと思います。
この記念館の前に展示されている飛行機は父が載っていたのと同じ型です。
父の自叙伝も永久保存されてますので、もう一度行くつもりです。
次回は時間をかけて、ゆっくり見学してきます。。
Posted by おばあちゃん
at 2013年11月08日 15:57

おばあちゃん
まあ~お父様の自叙伝が・・・
特攻隊に入られてたの?
身近にお出でるのね。
貴女のおっしゃる通り
あの人たちの犠牲の上に今の日本がありますね。
それを忘れずにいたいですね。
まあ~お父様の自叙伝が・・・
特攻隊に入られてたの?
身近にお出でるのね。
貴女のおっしゃる通り
あの人たちの犠牲の上に今の日本がありますね。
それを忘れずにいたいですね。
Posted by かをる(郁)
at 2013年11月08日 19:34
