2016年08月29日
「暮しの手帖」1号と96号
今日、ある講座で「暮らしの手帖」の話があった。
講師の先生、県立図書館へ行き、「暮しの手帖」1号と96号を借りて
その表紙のコピーを我々に回してくれた。
本物だったら、なお良かったんだけど・・・
ずっと朝ドラの「とと姉ちゃん」を見ているので
最近、暮しの手帖について少し知ることになったが
正直なところ、花森安治の名前は知っていたが
暮しの手帖のについては詳しくは知らなかった。
昭和23年発行の1号の表紙は、イラストも題字も花森安治が描いたもの
講師の先生、県立図書館へ行き、「暮しの手帖」1号と96号を借りて
その表紙のコピーを我々に回してくれた。
本物だったら、なお良かったんだけど・・・
ずっと朝ドラの「とと姉ちゃん」を見ているので
最近、暮しの手帖について少し知ることになったが
正直なところ、花森安治の名前は知っていたが
暮しの手帖のについては詳しくは知らなかった。
昭和23年発行の1号の表紙は、イラストも題字も花森安治が描いたもの
今日、68年前の表紙をじっくり見た。
そして、驚き!
食器棚?の上には、ランプに赤いポット
横文字の新聞に白い片手鍋、白磁の食器
横のタンスの上には、花に鏡、化粧ビン
ヨーロッパの香りがプンプンじゃない・・・
それも女性でなくて、男性が描いた絵
昭和23年頃なのに・・・と
ワタシは「ヘーッ」とちょっと目を見張った次第
そして、「暮しの手帖」96号
特集「戦争中の暮しの記録」
その特集は、戦争中の暮らしの体験記録を読者から募集して
寄せられた文章で出来ているそうだ。
「四十才をすぎ、五十をすぎ、あるいは、六十も、それ以上もすぎた人が
生まれてはじめて、ペンをとった文章」だった。
・・・とある。
そして、驚き!
食器棚?の上には、ランプに赤いポット
横文字の新聞に白い片手鍋、白磁の食器
横のタンスの上には、花に鏡、化粧ビン
ヨーロッパの香りがプンプンじゃない・・・
それも女性でなくて、男性が描いた絵
昭和23年頃なのに・・・と
ワタシは「ヘーッ」とちょっと目を見張った次第
そして、「暮しの手帖」96号
特集「戦争中の暮しの記録」
その特集は、戦争中の暮らしの体験記録を読者から募集して
寄せられた文章で出来ているそうだ。
「四十才をすぎ、五十をすぎ、あるいは、六十も、それ以上もすぎた人が
生まれてはじめて、ペンをとった文章」だった。
・・・とある。
ネットから
>「編集者として、お願いしたいことがある。
この号だけは、なんとか保存して下さって、この後の世代のためにのこしていただきたい、ということである」。
この号は250ページ丸ごと「戦争中の暮しの記録」特集である。
市民から寄せられた原稿1736編のうち、140編ほどを掲載している。
夫の出征のこと、防空壕(ごう)のこと、生活道具のこと、疎開のこと。
そしておびただしい数の死-。飾らない文体が、余計に胸を打つ。
カボチャの種を拾って小躍りする姉妹に、飢えを連想した。
空襲で焼かれ、ゴムまりのように膨れた人に、火炎の痛みを知覚した。
赤紙一枚で召集され英霊と書かれた紙だけで帰された命の軽さに
憤りを共にした。
これが戦争なのだと、全てが伝えている。」<
そして、この保存版が単行本として発行されたらしい
是非、読んでみたいと思う。
それにしても、花森安治さんと言う人は素晴らしい人のようね。
新しい日本の時代を作った人
この暮しの手帖は、私たちに「毎日を大切に生きなさい」というメッセージかなとワタシは思った。
>「編集者として、お願いしたいことがある。
この号だけは、なんとか保存して下さって、この後の世代のためにのこしていただきたい、ということである」。
この号は250ページ丸ごと「戦争中の暮しの記録」特集である。
市民から寄せられた原稿1736編のうち、140編ほどを掲載している。
夫の出征のこと、防空壕(ごう)のこと、生活道具のこと、疎開のこと。
そしておびただしい数の死-。飾らない文体が、余計に胸を打つ。
カボチャの種を拾って小躍りする姉妹に、飢えを連想した。
空襲で焼かれ、ゴムまりのように膨れた人に、火炎の痛みを知覚した。
赤紙一枚で召集され英霊と書かれた紙だけで帰された命の軽さに
憤りを共にした。
これが戦争なのだと、全てが伝えている。」<
そして、この保存版が単行本として発行されたらしい
是非、読んでみたいと思う。
それにしても、花森安治さんと言う人は素晴らしい人のようね。
新しい日本の時代を作った人
この暮しの手帖は、私たちに「毎日を大切に生きなさい」というメッセージかなとワタシは思った。
Posted by かをる at 20:46│Comments(4)
│テレビ・新聞・本
この記事へのコメント
青春を思い出します
Posted by 喜美 at 2016年08月30日 07:34
1号の表紙はお洒落ですね(^^♪
少し前、図書館で「暮らしの手帳」をみると、花森さんと、とと姉ちゃんのモデルとなった大橋さんの特集がありました。
編集室での26歳の大橋さんと、花森さんのツーショット写真はドラマよりドラマチックな写真で素敵でした♪
96号の姿勢には頭がさがります。
私は祖母から空襲の話を聞きましたが、実際にその体験を話してくださる方が亡くなられています。1968年に特集を組まれたことに敬意をいだきました。
少し前、図書館で「暮らしの手帳」をみると、花森さんと、とと姉ちゃんのモデルとなった大橋さんの特集がありました。
編集室での26歳の大橋さんと、花森さんのツーショット写真はドラマよりドラマチックな写真で素敵でした♪
96号の姿勢には頭がさがります。
私は祖母から空襲の話を聞きましたが、実際にその体験を話してくださる方が亡くなられています。1968年に特集を組まれたことに敬意をいだきました。
Posted by つくも at 2016年08月30日 18:34
喜美さん
おはようございます。
喜美さんの青春時代が「暮らしの手帖」
の絶頂期だったのでしょうか?
共に歩まれたのですね。
おはようございます。
喜美さんの青春時代が「暮らしの手帖」
の絶頂期だったのでしょうか?
共に歩まれたのですね。
Posted by かをる(郁)
at 2016年08月31日 09:14

つくもさん
おはようございます。
今日は田舎に行く予定です。
つくもさんと近くなる~~笑
大橋鎮子さんと花森安治さん、教養のある上質の人
憧れです・・・
何にでもすぐ巻かれるワタシ
努力とガマンのないワタシ
本当に尊敬します。
おはようございます。
今日は田舎に行く予定です。
つくもさんと近くなる~~笑
大橋鎮子さんと花森安治さん、教養のある上質の人
憧れです・・・
何にでもすぐ巻かれるワタシ
努力とガマンのないワタシ
本当に尊敬します。
Posted by かをる(郁)
at 2016年08月31日 09:21
