2015年03月26日

幻の個展



幻の個展









兄を偲んで・・・

兄の命がないと分かってからの1か月足らずの間

兄は命尽きるまでにしたいことのひとつに

最期の個展があった。


短い命だと分かっていても、したいことに向かって行く姿勢に

みんな何も言えず

甥は言われるままに

案内の挨拶状をつくり

絵の選定に「ふんふん」と従っていた。


ワタシが最後に訪ねたのが3日前

その時兄から「個展のときは、コーヒーの接待係をしてほしい」と言われ

「オッケー、まかしといて」と明るく返事を返した。


そして、甥が画室に個展の絵を並べているから見てほしいと案内された。

たぶん、開かれることのない個展だと思いながら、みんなで鑑賞した。


60歳から描いたにしては、50~100号の絵に身内ながら驚く


いくつかを写真に撮っていたので、ここに兄を偲びアップしようと思う。








幻の個展











兄は能をしていたので、その絵が多くをしめている。

謡の曲目があるが

残念ながら、ワタシは全く知らない。

何度も説明を聞いたが記憶に残っていない。





幻の個展











幻の個展










幻の個展










幻の個展











幻の個展









幻の個展










幻の個展











「兄さん、最期の個展は幻となったけれど

絵はずっと残るからね。」









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この記事へのコメント
どの作品もすばらしいです。
お兄さまを思う親族の暖かい気持ちがよく伝わります。
家族、親族はこうありたいものです。
Posted by geotech at 2015年03月26日 17:45
かをるさんのお兄様の絵は、60才から描いたとは、とても思えません。
素晴らしい作品ですね。
よほど日本画が好きで、打ち込まれていたのでしょう。
お兄様が亡くなられても、魂は幻の個展と共にいるでしょう。

かをるさん~私も22日に最愛の人を亡くしたところです。
「辛くてたまりません」を読みながら、同じ気持ちに涙が止まりませんでした。
突然だったので、さようならも言わずに行ってしまいました。
死の別れは無常なものですね。
かをるさんがお兄様を思う気持ちが、供養になると思います。
Posted by まこ at 2015年03月26日 18:13
個展をしてください 忍ぶ個展 亡くなられて 一周忌に如何でしょうか
人の死は悲しい まして 身内の死は堪える ・・
Posted by カピパラカピパラ at 2015年03月26日 23:48
ご実家がどこかわかりませんが もしも 良ければ三木町の池戸公民館
でも良ければ 10日間ぐらいは 展示ができるかもしれません 

保険を掛けたり運送費は 出展される方の負担になります
展示場の費用は 今のところ無料です

パネルを出したり展示をしたり 留守番する人手は公民館にはいません
展示物に当てるライトはありません

21世紀館さんがわ には展示ライトや すべてがありますが 展示場を借りる料金が必要です  一年ぐらい前から予約する?

カピパラの写真グループも終わったら 直ぐに来年の予約をしています
NHK高松一階のふれあい広場でも 早くから予約を入れています

 
Posted by カピパラカピパラ at 2015年03月27日 00:09
geoさん

おはようございます。

ありがとうございます。
最期は義姉や子供たちに囲まれて
とてもしあわせそうでした。

でもなかなか思うようにいかないの常
ですから
こんな逝き方がしたいと思います。
Posted by かをる(郁)かをる(郁) at 2015年03月27日 07:51
まこさん

おはようございます。
いつもありがとうございます。

まこさんも最愛の人を送ったのですね。
近い人が逝くのは本当にさみしいものです。
>死の別れは無常なものですね。<
そのとおりです。

昨年は一番の友が逝き
今度は兄と・・・
でも、残されたもの、元気で生きて行かなくちゃね。
Posted by かをる(郁)かをる(郁) at 2015年03月27日 08:00
カピパラさん

ご丁寧にありがとうございます。

兄は愛媛県なのですよ。
遺作展もありかもしれないですね。
これまで何度も個展は開いてます。
生きてるうちにもう一度と思ったのでしょうね。
画室や廊下ににいっぱい飾り
それを眺めて逝きました。
Posted by かをる(郁)かをる(郁) at 2015年03月27日 08:05
悲しみの時にそれぞれの人の心にあります  最近だから 亡くなった人がどうのということはありません・・

6歳で亡くなた子供 何十年たっていて辛さはあります
昨年亡くなった犬でさえも たくさんの写真を見ると 悲しいです

雪の中でも散歩して 元気なワンちゃんでしたが・・

 
Posted by カピパラカピパラ at 2015年03月27日 21:49
カピパラさん

近い人を送るのは
本当にさみしいものですね。
思い出すことが供養と思っています。

ワンちゃんもカピパラ家の家族だったのですね。
命は限りあるものだから・・・
わたしたちも日々を大切に生きたいですね。
Posted by かをる(郁)かをる(郁) at 2015年03月28日 10:25
カピパラはもう数えの80歳です
まだ いろいろと首を入れて おせっかいを

やっています 喜んでいる人がいたりするから
つい力が入りすぎて ・・ついに ピアノグループが出来そうです

高木桃子さんの父上が大尽力をしてくれて 出来そうです
あしたフォトクラブはわたくしのクラブです 賛同してくれる人がいて

協同で出展し始めています 小さいけどコンテストに 入賞し始めたことがきっかけです 
Posted by カピパラカピパラ at 2015年04月04日 00:14
カピパラさん

こんばんは~
カピパラさんの何にでも挑戦するのには
頭が下がります。
ピアノもされてるのですか?
高木桃子さんのお兄さんがワタシの娘と同級生です。
お兄さんの活躍はすごいようですね。
娘がいつも話してくれてます。
お父さまも熱心な方ですね。
Posted by かをる(郁)かをる(郁) at 2015年04月04日 20:34
 
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    コメント(11)