2012年03月03日

晩生の高校生



晩生の高校生









最近、ブログでとてもいい短歌を見ることが多い。

ブログの人の歌であったり、また、名だたる歌人のであったり

短歌もいいもんだなあ~といつも思わされる。




短歌は、俵万智が出てから、どっと大衆的になり、若い人にも浸透していった気がする。

新しい感性で歌う俵万智の歌は、とても新鮮だった。




5句31文字の短い中に、想いをつめて歌う。

簡単なようで、なかなか難しくて、作ろうとしても全く出来ない。






短歌と言えば

思い出すのが、高校へ入学して間なしのこと

高校の部活動で文芸部があった。

その文芸部が創刊した『人叢』という文芸誌を偶然読んだ時のこと

まあ~若いときのことは、よく覚えてるものね。





ワタシは、高校へ入学したばかりの15歳

本と言えば、まだ、シャーロックホームズや赤毛のアンに象徴されるような

可愛い本しかまだ、手にしていなかった。

・・・(晩生だったと言うことが言いたいらしい(^・^))




その文芸誌をパラッと開いて、見た時のショック

今でも覚えてるのよね。

「え~~~っ!これ、同じ高校生が書いたん?」




その中には、短編ながら恋愛小説があり、詩あり、もちろん短歌もありで

良し悪しは分からないものの、同じ高校生の作品に驚愕した(@_@)




何より驚いたのは

まだ、高校生でそんな深い恋愛が出来るんかな?

・・・と自分の身の上と比較して思った恋の歌




今でも、その短歌二句を覚えている。

すらすらと・・出てくる

可愛いワタシ?には、よっぽど、印象が強かったらしい~




さて、詠み人知らず

高校の先輩女子が詠んだ歌



これどうよ~~





   「初恋の 白い夜露が 消えてゆく 涙に濡れた 私を残して」





   「切なさに 乱るる心 すべもなく ひとり悶える 忍ぶるの恋」






まあ~今、詠むと、驚くこともない。

今では、芥川賞は、19歳の若さで取ってるし

自分がかなり、晩生だったと言うことに落ち着くのかな(^_-)-☆








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この記事へのコメント
晩生・ねェ。
まだ15歳のように思えますけど。
Posted by 山猫軒 at 2012年03月03日 13:51
高校生の頃は運動部で汗だくの青春だったし
かをるちゃんと同じく、淡い恋心らしきものが
あったくらいなので、最後の句の感性に
どんな恋してたんでしょう?
Posted by green at 2012年03月03日 15:59
え~~~っ!これ、高校生が書いたん?
今読んでも驚く私は、超晩生、それとも時代遅れ・・・?(^^ゞ
Posted by おれんじおれんじ at 2012年03月03日 16:27
う~ん、高校生が詠んだ歌ですか~
「初恋の・・・」はなんとなく解かる気がするけど…
「切なさに 乱るる心 すべもなく ひとり悶える 忍ぶるの恋」ですか?
乱るる心、悶える…私の高校時代にはとても理解できなかった言葉だと思います。
Posted by nene at 2012年03月03日 19:57
山猫さん

え!

やっぱり~

そんな?

・・・と複雑な心境です。
Posted by かをる at 2012年03月03日 22:07
greenさん

そうでしょう~
十代にして、すごいですね。
・・・でも、この年代は、恋に恋して
かなり、オーバーなのかもしれないですね。

greenさんの運動部はなんでしょう~
テニス部かな?
Posted by かをる at 2012年03月03日 22:12
おれんじさん

恋の芽がでないまま・・・なんてことはないですよね。

でも高校生で、身悶えるような恋とは・・・
どんな人だったのかしら?
高校生の時に、訪ねて行けばよかったかな?
でも、そんな勇気はなかった~
初心なかをるでした(^0_0^)
Posted by かをる at 2012年03月03日 22:25
neneさん

同じですねぇ~
やはり、あの頃に文芸部に所属してる高校生
かなり、精神的に進んでたのでしょうね。

高校生になって、最初のショックでした。
Posted by かをる at 2012年03月03日 22:33
おはようございます。
私も最近ミルフィーユさんやmizuhoさんのブログ拝見して
刺激受けている所です。
いや~昔の人はオツな遊びをしたものですね。
それにしても 高校生で「忍ぶるの恋」・・すごい
相手は先生かしら?
知り合いに50過ぎてから恩師との恋を再燃させた人がいます。
こう後悔はしたくないと言ってました。
これも晩生かしら? いや 晩成かな・・
Posted by チカ at 2012年03月04日 09:33
チカちゃん、おはよう

今日は、こちらは霧雨よ~
でも、朝から窓を開けて空気を入れ替え

チカちゃんの友だちやるじゃん
でも、二人共にシングルだったの?
そうでないみたいね
だから、もう後悔したくないと言うんだろうね。
さて、実らない恋の行方
どうなるんでしょう?
Posted by かをる at 2012年03月04日 10:11
かをるさん、こんばんは~
何を隠そう、私は文芸部長でした・・・エッヘン、じゃなくて、幼い詩をみんなで書いていましたよ。
女子校だったので、乙女乙女しちゃって、顧問が批評に困って、いつも絶句していた気持が今になって良く分かります。
全員、マイワールドに浸ってしまって、はたから見たら、気持ち悪いばかりでしたね~(笑)

まあ、それが若さってものですね。
長い時間をあけて、やっと言葉で表現することが少し出来るようになったかな、と思っている所です。
今が出発かな。
Posted by ミルフィーユ at 2012年03月04日 23:57
ミルフィーユさん

さすが・・・ですね。
文芸部長ですか
うなづけます。
ワタシに言わせると、ませた女子高生

ミルフィーユさんのブログを見て
あの短歌を思い出しました。
マイワールドに浸った人の短歌というわけですね。
Posted by かをる at 2012年03月05日 00:20
 
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    コメント(12)