2011年09月05日

フェルメールの絵の疑問



オリーブカレッジも、8月は夏休みだったので

今日は、久しぶりの講義だった。




ところが、今日は、午前も午後も講義内容が高度過ぎて

眠気に勝てなかった。

講師の先生の声を遠くに聞きながら

ウトウトとしてしまった。

眠らないで聴き入った人がいるとしたら、かなりレベルの高い人に違いない。





わずかに頭に残っているのは、フェルメールの絵の話

フェルメールの絵は、日本人にかなり人気が高い

今も京都市美術館で「フェルメールからのラブレター展」が開催されている。

たぶん、大賑わいでないかと思う。

10月16日までなので、機会があれば行ってみるのもいいかもしれない。





講師は、香川大学教育学部教授 中谷博幸先生

今日の話は、この先生の研究によるもので

一般的に言われてることではないようなので・・・ご注意を




フェルメールへの個人的疑問

  なぜ、窓がほとんど左に描かれているのか。

  そして、窓の外は描いていない。

  なぜ外の世界は、描かないのか?

  そして、光も左から来るのはなぜか?

  以上のことがキリスト教と関係するのか 



・・・というのが主なテーマだった。



フェルメールの絵の疑問


フェルメールの絵の疑問








先生の見解は

部屋の中は、日常の生活を描き

窓の外を描かないのは、目に見えないもの、空想、日常生活を超えるものであり

それが、超自然的な光によって、つながれている。



その日常的なことを越えたことが

フェルメールの日常生活を支え、生かされていたのかもしれない。




左に描いているのは

受胎告知の画像が

  天使がマリアの左に現れる

  光が左から右へ下降する

  左上が超越的空間である

・・・であるというところから、左に描いているのでないか




・・・・と少し分かりにくい見解だった。





まあ~~かなり大まかだけど、そんな話

そんなところが、この先生によるとフェルメールの絵の人気の秘密だそうだ。




いろいろと見方は、自由だと言うこと

先日は、NHKBSでフェルメールの作品の一つ「真珠の首飾り」の説明を延々としていたが

小さな一枚の絵が世界を騒がすのですよね。

考えてみれば、すごいこと。




何か自分で理解できていないことを書いた感がする。

最後まで読んでくださった皆さんに、顰蹙をかいそう~









同じカテゴリー(長寿大学等)の記事画像
楽しいOB会
ランチが続く~~
スマホを何日も確認しない彼女
縁だね~~素敵な会だった。
3年ぶりの食事会
噂の楽しい先生
同じカテゴリー(長寿大学等)の記事
 楽しいOB会 (2025-03-24 20:28)
 ランチが続く~~ (2025-03-23 19:57)
 スマホを何日も確認しない彼女 (2025-02-12 20:21)
 縁だね~~素敵な会だった。 (2024-06-12 20:38)
 3年ぶりの食事会 (2023-06-08 18:37)
 噂の楽しい先生 (2023-05-22 20:48)
この記事へのコメント
貴重な講義内容、盗み見しました。学生の頃、他大学の講座を潜りで受講した以来のこと

油彩を書くときにすべて表現するので無く思わせぶりな部分をおいて置く?? まあ素人が真似したらそれこそ出来損ないですね 眠気が覚めました
Posted by aki at 2011年09月05日 21:45
その講義、受けたいくらいです。

かをるさん、すごいレベルの高い授業を受けてるのね~
すごく分かりやすかったですよ。

私は絵心のない人間だけど、絵を見るのは大好きで、
(どちらかと言うと、美術館の雰囲気が好き)
この「フェルメールのラブレター展」は、11月だったか
東京で開催されるので、行く予定です。

この講義を受けてから行ったら、かなり楽しめるのじゃないかな、
と思いました。
Posted by おしゃれな猫 at 2011年09月05日 22:48
akiさん

おはようございます。

絵も息抜きがいると言いますが・・・
すべてきっちり描くと息苦しいい絵になると聞きます。
先生は、それを超越的空間と言ってるのですが
描いた本人がいないから分かりません。
Posted by かをる at 2011年09月06日 09:03
おしゃれな猫さん

あなたなら、きっと目もぱっちり開けてきいたでしょうね~
1時間半の講義なので、細かく説明があったのよ
でも、ワタシは、半分以上目が開いてなかった~(ーー;)
東京でもあるらしいですね。
一昨年、ルーブルで本物を見たけど、小さな作品でしたね。
モナ・リザには人が群がってたのに
フェルメールは誰もいなくて、え~~~っと思ったわ。
Posted by かをる at 2011年09月06日 09:08
おはよ~♪

久しぶりに力漲る朝を迎えました。

さて、フェルメールとなれば、ちょっと書きたくなりました。
もう少ししたら、京都市美術館で、今、東京でやっている
ワシントンギャラリー展(正式名称はど忘れ!)と両方
見られますよ。
私、東京へも行きましたけどすごくよかったので、今度
京都へもその両方を見に行く予定です。
Posted by さえ at 2011年09月06日 13:16
さえさん

こんばんは~
わあ~東京と大阪の両方行くなんて贅沢ですね。

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展というのもしてるらしいですね。
そちらは、モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ、ゴッホなどの印象派の作品が
どっとあるようなので
そりゃ~見ごたえあるでしょう~
芸術の秋、十分堪能してきてください。
Posted by かをる at 2011年09月06日 22:31
最近、カラーコーディネーターのお勉強を始めて
ちょうど絵画のところをやってます
今日の かをるさんの講義 とても、興味のあるものでしたヨ

絵画はとても抽象的で掴みどころが無く、
わかりにくい反面、自分の感じたままが答えになるので
とても判りやすいようにも 思えます。

講義が再開したってことは
楽しいランチタイムも再開ですね^^
Posted by michelle at 2011年09月08日 12:55
michelleさん

そうですね。
絵の鑑賞は、分からないでなくて
>自分の感じたままが答えになる<でいいから・・・
難しいものではないと思います。

でも、難しく解釈してくれるのですよね。
Posted by かをる at 2011年09月08日 20:46
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
フェルメールの絵の疑問
    コメント(8)