かをるのワルツ♪

昨日は、ご近所のおじさんが亡くなり、お葬式があった。

同じ班なので、お手伝いに行ったが、最近は葬式を葬祭場でするので、手伝いと言っても受付ぐらいである。

昔と比べると葬式事情も大きく変わった。



初七日も命日も含めて、七日目に行うのが本当だが

最近は、再び集まっていただくのは大変だからと

葬儀の日に、引き続き葬祭場で行うことがほとんどである。

それを今回は、自宅で行われた。




我が自治会は、約５０世帯あり

それが、半々で東西に分かれている。

ワタシの属する東は、初七日に全世帯が参るのがまだ慣わしである。



家の仏壇の前で、みんなで正真偈を唱えた。

そのあと、お寺さんが



家の畳の上でみんなで拝むのは、本当に久しいことだ

地域でいっしょに過ごした人を、みんなで送ってあげる

これが本当だろう～

・・と亡きおじさんの思い出を語られた。


だんだんと人と人のつながりが薄れていくのが手に取るように感じられ、さみしい気がしている。

葬祭場なら、終わればすぐに退場だが、今日はゆっくりと説教ができる

とも話された。




お葬式もずい分に簡素化され

昔のような同業さんが寄ってするというのは、なくなった。

そのために、葬祭場がどんどん増えている。



昔のように

みんなが寄って送ってあげる

・・・というのも、心がこもり温かいものではあった。



我が自治会もご多分に漏れず

若い人が止まらない

小・中学生は、数人

すでに「準限界自治体」でないのか！



そんな状況では

もう～無理なのだ。



若い人が止まらない理由の一つに

煩わしい自治会の慣わしも考えられる。



お寺さんのお話は、ごもっともで

ワタシも大きくうなづけた。

でも、その後の

20数軒の精進落としの費用もかなりな額になる。



やはり、時代とともに変わるのが自然なのか？



少し考えさせられた。