かをるのワルツ♪

見に行きたいと思いながら、なかなか行けずにいた



映画『レオニー』




やっと今夜行ってきた。











一番の感想は

女性監督らしい繊細で、美しい映像で

日本がとても美しく映っていた。

松井監督の感性かな

改めて、日本の美を再認識させられた。





音楽も情景にぴったりと寄り添うように流れ

全体に、格調高く、美術作品を鑑賞しているような感覚だった。





世界的彫刻家イサム・ノグチを育てながら、自らも波乱の時代を生き抜いた

一人のアメリカ人女性レオニー・ギルモア

日本とアメリカの間で翻弄される運命を潔く受け入れて

自分の意志で未来を切り開いていく

母レオニーの生涯を描いた映画






１００年前の明治後半にアメリカから来たシングルマザー

外国人に対して、偏見が少なくなかった日本で

過酷で困難をきわめただろうと想像するが

それが映画では、余り感じられず

意志の強い女性が、自分の思うように生きていく姿だった。





それにしても、中村獅童演じる日本人の父親の無責任さがなんとも、情けない




１０年間を日本で過ごしたそうだけど

日本語を覚えようとしなかったのは、どうしてなのか？



そして、イサム・ノグチの妹アイリスは、誰の子なのか？


・・・なんていう俗っぽいことも考えた。





香川県とは縁が深い映画


みなさんも是非に・・・見て下さいね。